椎名系・赤松系作品を主とする二次創作支援投稿サイト
トップページ > 神代ふみあき書庫 > 赤松・椎名系作品 > ふーにまほら > 第十四話
裕奈の学校でも、ナギ氏の人気は高い。
イケメンでバカっぽい感じがいいとか。
ネギという子供がいたとしても、出来がいい子供なので問題ないという話がささやかれており、イケメンの将来が約束されている子供がいるとか、もう勝ち組とか言う肉食系の話もささやかれているとか。
そんな話をナギ氏ファンである魔法生徒の高音嬢から聞いてしまった。
夢見心地の顔色で現実的なお話は勘弁してほしいのですよ。
「はぁ、でも何でナギ様という素敵なご主人と奥様は別れてしまったのかしら」
どうやら彼女の中では離婚済みのようだ。
「お姉さま、離婚したという事実は聞きおよんでませんよ?」
「あら、そうでしたかしら?」
「はい」
高音嬢のシスターでスールな相方、愛衣ちゃんは結構冷静。
だからそっちから一本筋を入れてみる。
「どちらかというと、奥さんの話がいっさい伝わってこないのが怖いね」
「怖いと言いますと、それは?」
「英雄ナギ=スプリングフィールド、その息子ネギ=スプリングフィールド。どちらも魔法世界ではこれ以上無いって程の有名人だ。でもその奥さんの名前は、母親の名前は出てこない。それって、どれだけ恐ろしい名前なのかってはなしだよ」
「風間さん、その怖いとか、恐ろしいとか、どういうコトですか?」
この二人の名前が有名でも、前に出してしまえばその名声が破壊されるほどの、木っ端みじんになるほどの名前である可能性が高いって、そういう話だと説明すると、愛衣ちゃんはおいておいて、高音嬢の顔色がひどく悪くなっていた。
「・・・ナギ様の功績を吹き飛ばすほどの、悪名ですか」
高音嬢が上げたのは次の名前。
1.ヘラス帝国の王女の誰か。これはナギ氏がメガロメセンブリア系の英雄であることに由来する。
2.行きずりの商売女。戦争中、ものすごくモテたそうで。
3.犯罪者の女性。これについては口を開くのをいやがった高音嬢だが、一言「災厄の女王」と呟く。
俺は、何となく理解した。
その災厄の女王、メガロの政治的な罠にハメられた際に一緒にいた王族、その一人なのだろうと。
つまり、ネギ君は王族の血を引いていて、ナギ氏は王配だと。
にあわねぇ、と苦笑い。
「・・・風間さんは、何かご存じなんですか?」
「さーて、俺も今話せることしか話せないなぁ」
にこりと微笑んでみせると、なぜか愛衣ちゃんは真っ赤になってうつむいてしまった。
なぜなんだろう、なぞだ。
コトの真相を知る人間はさておいて、公式には死亡とされていた人間の復活を聞いて慌てるモノもいる。
エヴァンジェリン=A=k=マクダウェルその人である。
彼女は実のところ、ナギ氏に登校地獄という呪いをかけられていて、中学生も何周も経験させられるというまさに地獄を味わっていたのだ。
本来で有れば中学卒業とともに呪いを解きにくるはずであったナギ氏が現れず、そのまま放置とかものすごい問題行動をしてくれたものだから、エヴァちゃんはもう荒れて荒れて。
正直、ものすごい修羅場になると思っていたのだが、現場に立ち会ってみると微妙に気の抜けた空気であった。
「・・・うむ、なるほど。計画外に封印されていたため、此方に来れなかったか」
「すまん、忘れていたわけじゃないんだが、どうにもこうにも事故みたいなもので。いや言い訳はよくないな。心底謝罪する」
「よい。この麻帆良での生活も、些かの気苦労もあったが悪いものではないからな」
肩をすくめる姿にも嘘は感じられるモノではない。
「で、今頃表に出てきたと言うことは、おまえと一緒に封印されていたモノが解き放たれた、ということか?」
「つうか、突如消えてな。俺ともう一つを設定してやっていた封印が俺だけになったから溶けた、そんな感じだな」
「・・・うむ、興味深いな。だがどうでもいい話か」
すっと紅茶を飲んだ後、エヴァちゃんは一歩踏み込んだ。
「でだ、ナギ。この登校地獄とやらを解呪してもらおうか」
「・・・すまん」
べったり土下座のナギ氏の頭を、エヴァちゃんが踏みつけた。
「どういうコトか、説明してもらおうか」
曰く、登校地獄をかけた当時、術の修得もしていない状態でメモ帳片手でてきとーにかけたそうだ。
で、その当時のメモでも有れば解呪出来るが、長い封印生活で失われてしまって、さすがにどうにもならないとか。
というか、契約満了で近衛理事長あたりが解呪しているとぐらいに思っていたそうだが、ナギ氏のバカ魔力で適当に施された封印は思いの外強力で、誰にも解呪出来なかったとか。
「で・は・ど・う・し・て・く・れ・る・の・だ?」
言葉を区切りながら、ぐりぐりとナギの頭を踏みしめるエヴァちゃんであったが、ナギは「すまんすまん」と繰り返すばかり。
んー、と悩みつつ、先日買ったおしゃれサングラスのツルにすっと彫金魔法をほどこして、エヴァちゃんをみる。
魔法の視覚化という彫金魔法は割と低いレベルのモノであっても難易度が高かったのだが、それでもハッキリと見えるナギ氏の魔法はすごいのだろうと思える。
「なぁ、エヴァちゃん」
「なんだ、風間。私は今、この愚か者への懲罰に忙しいのだが?」
「その登校地獄って、ナギじゃないと解呪出来ないのか?」
「そんなことはないぞ。唱えられた呪文と構成がわかれば、わ・か・れ・ば!! 中堅の魔法使いでも解呪出来・・・」
不意に視線が俺に向けられた。
「まさか、風間、おまえ、わかるのか?」
「んー、たぶん何とか出来るとおもうぞ」
そういいながら、未だナギの頭の上に足を置くエヴァちゃんの頭をなでるようにしつつ、呟く。
「(エヴァンジェリン=A=K=マクダウェルにかけられた登校地獄という呪いを『収納』)」
すでに魔法は視覚的にとらえている。
そしてその存在にもふれているので、かなりの精度で可能性があがっているとみられる。
そんな風に考えていると、急にエヴァちゃんから感じる「圧力」がむちゃくちゃ高まった。
まるで、吹き上げる熱泉に手を入れているかのような、そんな感覚であった。
「は・・・はははははは、あはあはははははは!!!!」
それはまるで逆巻く竜巻のような魔力の奔流であった。
それはみたことも聞いたこともないような魔力の洪水であった。
視覚的に魔法をとらえている俺にとって、それは魔力で出来た太陽のように見える何かであった。
「・・・風間風太郎、ソナタに感謝を。今私はこの瞬間に失っていた時間以外のすべてを取り戻した!!!」
しばらく続く魔力の奔流を関知した魔法先生が、この会談の場所になだれ込んできたわけだが、あまりの高い圧力で満たされたこの場に入ることも出来ず、ただただ圧倒されているだけであった。
あと、踏まれたままのナギ氏は、親指を立てて「グットサイン」を出しているが、その格好が格好なので微妙すぎた。
それはさておき、視覚化している影響で、彼女にかかっている呪いのいくつかが判明した。
一つは真祖としての呪い。
で、これとは別に成長阻害という呪いがかかっている。
まぁあれだ、老衰だけは無いという生き様なんだが、真祖の呪いとは別なんだなぁと感じる。
この辺はちょっと相談しといた方がいいかも知れない。
俺にようにエリキサーの過剰摂取での不老とは別で呪いである。
もしかすると不老不死を目的とした何かかも知れないし。
魔法先生や近衛理事長への説明が終わった後、上機嫌のエヴァちゃんに誘われ、夕食をごちそうになることになった。
かなり手の込んだ内容で大満足なのだが、一応先ほど見つけたことについて相談することにした。
「ねぇエヴァちゃん」
「なんだ、フー」
にっこにこの彼女に、彼女が煩ってる呪いが別にあることを明かした。
真祖の呪いと成長阻害の呪い。
「・・・まて風間。不老は真祖の特徴であってだな」
「だったら真祖の呪いと成長阻害の呪いが別になっているのはおかしいじゃん」
「・・・」
たぶん、彼女は不老不死の実験によって生み出された存在だ。
不老が成長阻害、不死が真祖。
「も、もしかして、フー。おまえはその呪いを取り去ることが出来るのか?」
「可能不可能で言えば、可能。だけど・・・」
「突如呪いの制御を失った私の存在が続くかが不明、か?」
「ああ」
そう、真祖と成長阻害。
この二つの呪いによってとどめられていた時間という力がそんな風に彼女へ影響するかがわからない。
そのことを彼女も、エヴァちゃんも感じたようだ。
「この呪いでせき止められていたのが、物理的時間だったら問題ない。すでに遠い未来まで行き着いているから」
そう、時間という感覚が物理に寄るところなら問題はない。彼女は、肉体と精神をこの場所まで持ってきているのだから。
しかし、呪術的に時間を逸らしているだけだと話が変わる。
肉体や精神が時間経過を受けて劣化しているのを「忘れているだけ」の可能性があるのだ。
こうなると、本当に困ることになる。
「一番、無事な可能性がたきのは、このまま呪いを解呪しないことだと思う」
「まぁそうだな、それは理解できる」
そう、やばいところにはふれない、これが一番保守的。
ただもう一つの手法も問題ない可能性がある。
成長阻害のみ解呪するのだ。
これは彼女が成長すべき要素を押しとどめる、不老効果を狙ったものであることは間違いない。
しかし、この成長阻害、どこまでの効果範囲なのかまではわからない。
成長を阻害するだけなのか、遺伝子情報の書き換えなのか、生物要素の静止なのか。
とはいえ、成長という生物の要素の抑制であることは間違いないので、これを解呪しても、これ以降の成長するだけで一気に加速的な老化はないとも考えられる。
「なるほど、つまり成長阻害だけを解呪する、か」
「たぶん大丈夫。だめでも何とかする」
「うむ、頼もしいものだ」
苦笑いのエヴァちゃんは、コホンと咳払い。
「さて、フー。これほどの行為をしてもらって報酬なしというわけにはいかん。解呪にかんする報酬を施工前に交渉したいのだが・・・」
金品に意味はない。
お願いしたいこともないし。
さて、どうしたものか?
やっぱあれだ。
報酬はどれだけ顧客を満足させたかにかかっている。
これだろう。
解呪なんてのはいわゆるサービス業だ。
満足さで報酬を決めるべきだな。
うん、そうしよう。
娼婦は報酬を決める前に先に満足させるべし、そういうことだ。
「うむ、なるほど、ではこうしよう。フーの解呪が成功して際に、もし私の肉体が特の流れに負けてしまったら、私の全財産をおまえに継承しよう。時の流れに私の肉体が打ち勝っても、その際の報酬は約束しよう」
なんというか破格の契約になりそうだったので、とりあえず、所有者の移管は死亡時にのみ、とした。
結論としては、無事終了。
成長阻害除去による弊害は、再生能力の低下であったが、それはそれ。
逆に身体成長は、通常の人間のタイムスケジュールで行われることが判明して、エヴァちゃん大喜びである。
「ああ、あああああ、フー、貴様になにを差し出せばいいのか本当にわからんぞ!!」
「それこそ、今まで失っていた光ある未来を歩いてくれ」
「くぅ、同じようなことを言うのでも、あのえせ英雄とは重みが違うではないか!!」
ばんばんと背中をたたくエヴァちゃんだったが、少し泣いていた。
まぁ、見ない振りはするけど。
「まぁ、あれだ。ここで中学辞めると面倒だし、卒業までつきあって、あとは悠々自適で日本を堪能すればいいんじゃない?」
「ふふふ、そうだな、うん、いい話だ」
全身から力を抜いたかのように脱力して微笑むエヴァちゃん。
可愛いものだ。
このことを、近衛老に報告したところ、深々とため息を付いて感謝をしてくれた。
どうも近衛老自身も何とかしたいと考えていたそうだが、どうにもならなくて困っていたそうだ。
「風間君、感謝するのじゃ」
絶賛同棲中のナギも俺に深い感謝を示した。
彼自身、結構軽い感じで仕掛けた話だったのだが、まさか十数年も封印状態とは思っていなかったそうだ。
「マジで、感謝だ」
「まぁ、こう言うこともあるでしょ」
とりあえず軽く流して、ちょっと踏み込む。
「お宅の息子、なんとかしねーと、闇落ちすんぞ」
「だよなぁ・・・」
がりがり頭をかくナギであったが、問題の本質は理解していた。
そう、ネギには一般生活をした経験がないのだ。
父がいて、母がいて、そして自分がいる。
友達がいて、仲間がいて、遊び場がある。
そんな足り前の生活を経験しないで魔法ばかり、それも攻撃魔法ばかりの研究しかしていなかったネギ少年は、いわば静かに狂った人生を歩んでいるといえる。
「母親はこっちに引っ張り込めないのか?」
「あー、あいつは今、向こうで隠遁中なんだわ」
父親が敵と一緒に封印中で行方不明。
母親が政治犯として処刑されたという事になっているため隠遁中。
軽く詰んでる。
「で、故郷じゃ祖父も一緒に住んでいなかったって話だぞ」
「くそじじぃ」
半眼で中をにらむナギの視線の先にいるのは誰なのかはおいておこう。
「なぁ、ナギ。ネギ君の母親がコッチに来れないのは、国境警備官系の問題か?」
「ああ。魔法世界と旧世界を繋ぐルートは結構警備厳重でな。向こうに行くのはいいが、こっちに来るのは結構なハードルがあるんだ」
なるほど、つまり・・・
「麻帆良と向こうで、正式なゲートじゃないルートを構築すれば、問題ないな?」
「・・・え?」
ということで、夏休みを使って魔法世界に入り込み、ネギ君の母親の隠遁場所を○ーソンへ変更してもらうことにした。
ゲート・オブ・○ーソンの存在を知ったナギは「ありか?」と首をひねっていたが、近衛老には「ネギ君の情操教育上必須です」と強気でおして押し切った。
ただ・・・
「フー兄ちゃん、私も行くからね」
「風間さん、僕も行きます!」
「風太郎兄ちゃん、俺もくぜ」
などなど、関係者の同行希望が殺到。
高畑先生も是非護衛として同行させてくれと鼻息も荒いが、あれだろうな。
「・・・風間さん、あれって?」
「ネギ君の母親が初恋なんだと思うぞ、神楽坂さん」
「ぐぅ・・・」
胸元を押さえる神楽坂さんに俺は囁く。
「男の初恋は実らないもんだよ。でも女の初恋は努力次第だ。頑張れ」
「・・・はい」
ぐっとガッツポーズの神楽坂さんを撫でつつ、混沌としてきた夏休みの魔法世界訪問に頭を痛める俺であった。
「当然私も行くぞ」
「あー、エヴァちゃん、まじ?」
「何とかできるだろう?」
「できるけどね」
なんと真祖の吸血姫まで参戦。
防御力を考えれば、ありがたいと言えばありがたいんだけど。
ありかなしかと考えると、結構微妙。
ゲートの手前までは観光してもらおう、と言うことで納得しておくことにした俺であった。
エヴァちゃんと絡繰のパスポートは無茶した近衛理事に頼んで適当に作ってもらった。
というか、適当過ぎだった。
「・・・なんね、この『風間=エヴァンジェリン』とか『風間=K=茶々丸』って」
「どうだ、私が妹として振る舞ってやるのだ、ありがたかろう?」
ニヤリと微笑むエヴァちゃんと、にっこり微笑む絡繰、茶々丸ちゃん。
なんだかなぁ、と頭を抱える俺ではあるが、さすがに騒ぎ立てても意味がないので飲み込むことにしたのであった。
空港内ですでに大騒ぎの随行組であるが、まさか3A全員が来るとは思わず、頭痛がひどい。
まぁ、表向き短期英国留学と言うカテゴリーで、英国文化研究部という活動の一端になってるんだけど。
事前の食文化研究で「茶色い」彩りとポテトを野菜に分類している違和感がないわけではないが、それはそれ。
五月ちゃんも結構楽しそうだった。
で、産業革命前後の食文化や、土地の職制に基づく地産地消の限界なども併せて勉強させてみたのだが、ネギ君の方が勉強になったと感心しているあたり、面白い現象かもしれない。
「まぁ、俺らだって、明治時代の一般人生活なんて説明を求められても、わからんだろうし」
「・・・なんででしょう。風間さんは結構知ってそうなんですけど」
すこし猜疑心のこもったネギ君の視線がおもしろすぎた。
それはさておき。
ロンドンヒースロー空港までの直行便で成田から到着した俺たちだったが、それを迎え撃つ人員もいた。
「ねぎぃぃぃぃぃぃ!!!」
火炎を纏うがごとくの真空跳び膝蹴りをかましたのはアンナ=ユーリエウナ=ココロウァ。
ネギ君の出した手紙で俺が紹介され、そのご個人的に文通していた少女である。
彼女自身、ネギ君が好きなのだが、それを感情で否定しているツンデレ系。
「おぶろぉぉぉぉぉ」
床を這うかごとくに吹っ飛ぶネギ君をキャッチするのは雪広さん。
流れるように膝枕に持ち込む技は見事。
「くぅぅぅ、このえろがきぃぃぃぃ!!」
さすがに追い打ちのエルボードロップは止めました。
「さすがに死ぬからやめとけって」
「はなして、ネギをころせないぃぃ!!」
わりとマジでした。
これを直接見ていて爆笑ですます3A集は業が深いというかなんというか。
あ、ちさめちゃんは青ざめてるか。
うん、どこまでも染まらないよなぁ。
定番の美術館巡りをしたら、逆にネギ君の方がはしゃいでいたという罠。
まぁ日本人でも東京タワーに登ったことのある人間の方が少ないし。
俺は階段使って登ったが。
「うむ、よい眺めだぞ」
「肩車とか、もう、なんだかなぁ」
幻術で大人になればいいものを、なぜか俺の肩車を所望のエヴァちゃん。
で、俺の腕にからみつくゆーちゃん。
なんつうか、妹ばかりのUK観光だわ。
「な、なな、風太郎にいちゃん、あの屋台たべんか?」
「うっし、じゃ、これでかってこいや」
「あんがとっ」
ダッシュで屋台に向かった小太郎はさておき、おいおい、なに手を俺に向けてるんだ、え? 3A諸君。
「「「「「わたしらにもかってぇ~」」」」」
あほいいなや!
・・・と断れるはずもなく。
換金したてのポンドがエライ勢いで消えてゆくのでした。
「というか、フー。あたしまでいらないのよ?」
「つきあいだつきあい」
絶賛ネギ打撃力を高めているアンナ=ユーリエウナ=ココロウァ嬢も多少遠慮気味に言うが、まぁお楽しみ時間に仲間外れもないだろうし。
で、本来であればシオシオになっているはずのネギ君であるが、日々の修練で耐久力をいやがおうにも増している影響で結構軽く受け流している。
これは良い影響なのか悪い影響なのか。
この年頃の少年ならばスマートな格闘に興味が向くところなのに、現行、全日プロレス系だ。
受けるだけ受けきって反撃みたいな乗りで、父親であるナギも感心するほどの脳筋化であった。
そうそう、その父親。
今回の旅行には同行していない。
というか、○ーソン待機していて嫁受け入れ体制だったりする。
ここにエヴァちゃんも割り込んで大騒ぎかと思ったが、旅行同行を希望した。
このへん、色々とありそうな気がする。
まぁおいておくが。
OU:8人
UA:13,908人
文字数は7,497文字