ユーティリティ

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第八話

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 翌朝、ネギ君から謝罪のメールが来た。

 どうやら裕奈とその友達から諭されたようだ。

 あと、裕奈のタレコミだが、どうやらクラスの生徒を従者にしようとしていたらしい。

 あほたれめ、と少しむっとしたが、それでもお互いに納得しているなら飲み込むほかないかもしれない。

 ただし、裕奈やエヴァちゃんはさせねーぞ。

 

 そんな気持ちでメールを返信したら、結構ぶるったようで電話が速攻でかかってきて、生徒を巻き込むようなことはしませんとかすごい勢いで宣言された。

 

 巻き込んでも良いけど、一生責任がとれる関係でいろよ、と忠告をしておく。

 そう、十代はじめの子供が一生とか背負う覚悟を決めなければならないのだ。

 その重さを自覚して欲しいもので。

 

 そう言う意味では、裕奈を瀬絵と言われれば背負う覚悟はある。

 明石教授も含めて背負う程度には甲斐性はあるつもりだ。

 つうか、最悪○ーソンに篭もればいいだけだし。

 

 そんな風に思っているところで、裕奈のクラスメイトと会った。

 たしか那波さん。

 

「あ、やっぱり風間さんのお宅はこっちの方でしたのね」

 

 にこやかな笑みの彼女は、なぜか子犬を抱えていた。

 鑑定してみると「名前:犬神小太郎」と立派な名前がついている。

 

「どうしました、那波さん」

「じつは・・・」

 

 登校前のボランティアで保育園の早朝保育を担当し、その帰り、登校途中に倒れていた子犬を発見。

 どうしたものかと思っているところで、そういえば裕奈から俺がこの辺に住んでいるときいていた。

 そろそろふつうに登校時間なので、もしかすれば、と探そうとしたところで俺にあったそうだ。

 

「・・・あー、つまり子犬を介抱する場所を貸して欲しい、と?」

「ご迷惑かと思いますが、さすがに女子寮まで連れ帰るのも難しい感じですの」

 

 確かに子犬の症状は悪い。

 「状態:衰弱(疲労+風邪)」となっているのは伊達ではなく、刻一刻とHPとMPが削れていってる。

 放置すれば二時間以内に昇天するだろう。

 

「あー、じゃぁ、このいぬっころは引き受けるから、那波さんは学校へ行くんだ」

「いえ、元々は私が持ち込んだお話ですので、風間さんはお部屋だけでも貸していただければ・・・」

「そうはいかないでしょ?」

「私も無理です」

 

 にっこりほほえむ頑固者。

 致し方なく、俺はマンションの一室に招き入れることにした。

 この部屋は元々教員の独身男子用だったところを格安で借り受けたもの。

 男子寮にはいるはずの俺だったが、さすがに留年年度で男子寮は可哀想だろうということで用意してもらえたもの。

 別棟に明石教授の部屋もある。

 

「・・・おじゃまします」

「はい、おじゃまされます」

 

 軽口をたたきながら押入から適当な段ボールと古新聞、そして使い古しのタオルなどを準備する。

 

「手慣れてらっしゃいますね?」

「ああ、こう言うのは慣れてるんだよ。ゆーちゃんのせいでね」

 

 そう、裕奈のせい。

 あの子は、自分で面倒みられないくせにぽこぽこ拾ってきては里親探しまでさせる。

 ほんとうにもう、なんだかなぁ。

 

「普段は大人びた感じの裕奈が風間さんのまえでは甘えん坊の妹になってしまいますのね」

「頼りにされているのだけでも嬉しいですよ」

 

 エリキサー配合の水を飲ませつつ、即席段ボールハウスに納める。

 し、と静かにとゼスチャーして、那波さんをリビングまでつれてきた。

 

「今飲ませた水の中には抗生物質とか栄養剤が入ってるから、あと二時間ぐらいで目覚める予定だよ」

「本当にて慣れてらっしゃいますのね」

「ゆーちゃんのせいだけどね」

「本当にすてきな関係です」

 

 ほぉ、おと頬に手を当ててため息をつく那波さん。

 

 すてきな関係とか何とか言われても、実際のところ比較対照がないのでよくわからん。

 ただ、お互いに依存している関係だと思う。

 裕奈は俺に兄、というか頼れる存在として。

 俺は妹、というかこれも日常の象徴として。

 

「日常の象徴、ですか?」

「まぁ、那波さんも修学旅行で知ったと思うけど、この世界には色々と表の世界にはない非常識が溢れてる」

「・・・ええ、実家はそちらにも関わっていたみたいですが」

 

 でも、那波さんは知らなかった。

 そして修学旅行を期に情報公開されたそうだ。

 

「だったらわかると思うけど、銃規制の厳しい日本国内で、拳銃以上に危険な者が溢れているとわかったようなものだ、神経に負担がかかるだろ?」

「その癒しに裕奈を求めて?」

「正直否定できない」

 

 少し冷たい視線だったが、それでも軽蔑と言うものでは無い気がする。

 これは何かを探るような目であろうか。

 

「お互いに利用し会っている関係だ、と?」

「お互いに寄りかかってる関係、って思ってくれるとありがたいかな」

 

 実質は変わらない。

 認識は、マイルドである方が心の負担が優しい。

 

「風間さんは、すこしズルいですね」

「大人に近づくってことは、そういうズルさと折り合いをつけることかなって最近感じてる」

「・・・でも優しい」

「優しくなければ生きる資格はないって映画の台詞があったなぁ」

 

 視線が再び合う頃には、彼女の視線の冷たさは消えていた。

 逆に、すこし熱を帯びてる感じもある。

 あー、これはやばいパターンだな。

 

「さて、那波さん。このまま学校をさぼるならメールの一つでもしといた方がよくない?」

「あらあら、私としたことが・・・」

 

 おほほ、と妙な笑い方をしつつ、携帯でメールを幾つかとばしたかと思ったら、なぜか裕奈から俺に電話がかかってきた。

 

「おや、ゆーちゃん。今学校じゃないのか?」

『ちづ姉を家に引き込んでしっぽりってどういうこと!?』

 

 どういうことって、と視線を那波さんに送ると、結構いたずら娘であることが知れた。

 

「あー、ゆーちゃんが俺の家を教えたってきいてるぞ」

『それは、ちづ姉が結構危ない目に遭ってるから・・・、そうか、そう言うこと?』

「近いな。危ない目じゃないけど、ゆーちゃんみたいな救援活動だ」

『ふえ? えーっと、じゃぁ、もしかして、捨て犬?』

「そそ。で、結構重体だったから一緒に看病だな」

『そっかぁ、うん、納得。でもちづ姉には途中からでも学校に来いっていっといてね』

 

 大きな声だから聞こえてるだろうなぁ、と視線を送ると、にっこりほほえんで○をしてる那波さん。

 

「本人もわかったってさ」

 

 俺の台詞をきいて安心したのか、裕奈は電話を切った。

 

「じゃ、那波さんも子犬のことは任せてくれるかな?」

「学校帰りに様子を見に来てもいいですか?」

 

 じゃなければ学校に行かない、と言外に言ってるようなものなので致し方なく許可を出すことにした。

 

「では行ってきます」

「いってらっしゃい」

 

 そういって送りだそうとしたところで、品質で物音がした。

 

「おや、気づいたかな?」

「・・・見に行きましょう」

 

 行こうとした那波さんも逆戻り。

 一緒に寝室をのぞいてみると驚く。

 

「「・・・なんで全裸の犬耳少年が、段ボールにまみれてる?」」

 

 どうにも世の中はオカルティズム溢れる流れのようであった。

 

 

 

 少年の名前は「犬神小太郎」。

 先ほどの子犬と同じ名前だけに本院だろうと言うあたりはあった。

 が、本人から語られるとちょっと微妙。

 加えて今、俺の備蓄していた食材をもの凄い勢いで食ってやがる。

 悔しいのでおれも食べると、制作者の那波さんはもの凄く嬉しそうであった。

 

「まぁまぁ、やっぱり男のひとはたべっぷりがいいですよねぇ」

「うまうまうまうまうま」

 

 なんつうか、この小僧、遠慮ねぇなぁ。

 俺も一通り味わった上で、この少年の事情を聞いてみたところ、どうやらネギ少年に警告に来たそうだ。

「・・・でな、向こうでやばそうな奴らがネギの襲撃を相談してるのを偶然きいてな」

「もう、食べながらしゃべると、行儀悪いんですよ」

「ご、ごめん、ちづ姉ちゃん」

 

 とこんな感じに、那波さん相手には子猫のような小太郎少年であった。

 それはさておき、麻帆良へ忠告に来たのはいいが、どうも追撃にあってしまったらしく、来るのが遅くなるわ病気になるわでひどい目にあったと笑っている。

 

「小太郎君、ネギ先生を助けたかったのはわかるけど、無茶しすぎじゃないかしら?」

「で、でもな、ちづ姉ちゃん。男にはやらんとあかんことがあるんや」

「それで死にそうになったのよね?」

「・・・せやけど」

 

 そう言いながら視線で俺に助けを求める小太郎少年。

 もちろん、俺は・・・

 

「小太郎少年、お姉さん(飼い主)の言うことはきくように」

「俺、飼われてるん!?」

「ええ、ええ、風間さんの言うとおりですよ。さぁ、首輪を買いに行きましょうねぇ?」

「まじ飼育体制!?」

 

 まぁ冗談はさておき。

 ネギ君を襲いにきたという奴らは俺が撃退したと説見栄すると、驚かれたが、小太郎少年は納得したようであった。

 

「風間のあんちゃんなら、不思議ないか」

 

 どうやら小太郎少年から俺は強者認定されているようだ。

 

「な、なな、風間のあんちゃん。俺と組み手してくれん?」

 

 きらりと光る瞳は、どうにもこうにも収まらないバトルジャンキーの色合いを見せていた。

 

 

 

 

「か・・・かざまの、あんちゃんは、ばけもの、か?」

「失敬な。小太郎少年の動きに無駄が多すぎるだけだ」

 

 人気のない森、エヴァちゃんの家のそばの空き地で組み手をしたところ、三十分もしないうちに汗だくで小太郎少年は地面に仰向けになった。

 まぁ子供だし、体力は不足するよな。

 

「ちゃうやろ、かざまのあんちゃんの、体力が、ばけものくらすな、だけや」

 

 といっても、小太郎少年の息も整ってきているのだから人事ではない。

 まぁ彼は所謂半獣人なので体力の回復が早いのだろうけど。

 

「ほれ、これでものんどけ」

 

 渡されたスポーツドリンクを一気に飲んだ小太郎少年は、清々しい笑顔で俺に感謝の意を伝える。

 

「しっかし、俺もずいぶん修行したけど、風間のあんちゃんには全く通人かったわぁ」

 

 うれしそうにケラケラ笑う少年であるが、この手のタイプは一人でも延びる。

 これを壁と捕らえる対応は、伸るか反るか師匠次第だろう。

 

「風間さんはお強いんですねぇ」

「強いなんてもんやないで、ちづ姉ちゃん。本気で最強を自称してもええレベルや」

「そうなの? 小太郎君」

「世界最強は無理でも、地元最強は名乗れる感じやなぁ」

 

 ウンウン頷く小太郎少年であるが、彼も年齢的にみれば対外だ。

 正直、最強少年の部があれば、メダル候補だろう。

 

「まぁ、小太郎君も強いんですか?」

「・・・本人はそのつもりやったんやけどなぁ」

 

 照れながら頭をかく小太郎少年を引っ張るように立たせてから、携帯で時間を見る。

 

「さってと、そろそろ那波さんは学校に登校。四時間目ぐらいには間に合うだろう?」

「・・・もう、もう少しおつきあいさせてくれませんか?」

「だめだめ。学生は勉強が本道です」

「でしたら、風間さんは?」

「彼の存在を、魔法使い側に紹介しないと、不法侵入とかうるさいことになりそうですから、ちょっと面通しに行ってきます」

 

 わっしわっしと頭をなでると、なにやら嬉しそうな感じの小太郎少年。

 なんだろう、まじで犬感覚だな。

 那波さんが飼育宣言をしたのが理解できてしまう。

 

「なな、風間のあんちゃん。しばらく部屋に住まわせてくれん?」

「待ってください風間さん。私は小太郎君を飼育すると誓いました!!」

 

 どん引きの会話はおいておき、那波さんは学校へ、俺と小太郎少年は近衛理事長の元へと向かっていた。

 つうか、近衛理事長の部屋って、那波さんの中学校と同じ校舎にあるから、ほぼ同行状態なんだけど。

 

『ちづ姉と同伴登校とかどういうことか説明せよ:ゆーな』

『中学生を毒牙にかけたかについて取材をさせてください:朝倉』

 

 数限りないメールがどんどこ流れ込んでくるのだが、この辺の回答は後ほど。

 

 

 

「なるほどのぉ、関西系のフリー術師か」

「ええ、修学旅行の時は敵味方でしたが、直接対戦して色々と認め合ったらしく、今回も襲撃の情報をつかんで単独行動できたそうです」

「そうかそうか、勇気ある決断に感謝するぞい」

 

 とまぁ、そんなシナリオ。

 で、実は不審なものとして俺が撃退済みと報告し、ちょっと強力に式返しをしたので、術者は地獄の苦しみを味わっているはずだと説明すると、即座に電話を取り出して関西に事情を説明。

 該当術者を適当に処罰しておくように依頼していた。

 もちろん、処罰の方向は向こうの懸案事項なので口出しはしないが。

 

「うむうむ、風間君のおかげで色々とカードが増えてるしのぉ。小太郎君の件は任せてもらうとしようかの」

「お願いいたします」

 

 というわけで、近衛理事長のおかげで、小太郎君は小学部に在籍することになった。

 一応年齢的には小学校卒業ギリギリだったのだが、一般学習レベルが低かったので、一学年落としての対応になる、

 

「な、なな、風間のあんちゃん。また今度組み手してな!」

「はいはい、組み手なら良いけど、弟子とかはお断りだからな」

「そっちは自分で何とかするからええって」

 

 にこやかな笑みの小太郎少年を見て、なぜか近衛理事長の目が光った気がしたのだが、気のせいだろうか?

 

「・・・ついでといっては何じゃが、風間君。君のその武力をも義戦などで見せてもらうわけにはいかんかな?」

 

 なるほど、師匠はイヤだが組み手はいい、というラインからの提案か。

 

「かまいませんけど、相手は誰ですか? ネギ少年だと洒落にならないことになりそうなんですけど」

「あー、そっちはそうじゃな、うん、神多良木君かガンドルフィーニ君に任せようと思うんじゃが」

「だったらいいですけど、ちゃんと労災を認めてあげてくださいね」

「ど、どこまでやるつもりなのか話し合おうじゃないか、風間君!」

 

 というわけで、ネギ君に魔法先生のことを今まで教えていなかったので、その辺の事情コミコミで話すとか。

 その場でネギ君の実力を計ったり、俺の模擬戦を見せたりとか何とか。

 

「・・・またストーカー復活はイヤですよ?」

「その辺は魔法先生に任せるから安心してほしいのじゃ」

 

 ・・・一応の納得。

 そんなわけで、俺は魔法先生との模擬戦をすることになったのであった。

 

「あ、そうだ。小太郎も実力確認ってことで」

「ええんかぁ!?」

 

 嬉しそうにしっぽを振る小太郎少年。

 心底わんこ。

 

 

 

 小太郎少年をつれて、町中まで昼食に出かけると、なぜか目の前に裕奈が座ってきた。

 

「さーて、話を聞かせてくれるかな?」

「そりゃ構わないけど」

 

 というわけで、行き倒れ状態の小太郎を拾ったこととか、小太郎が実はあっち側の情報をネギ君のために持ってきたとか、途中で追撃を受けて体調を崩していたこととか、それを那波さんと一緒に看病したとか色々と話してみると、流れ的に無理がなかったせいか、裕奈も大納得であった。

 

「そっか、ちづ姉とも話の筋が一緒だし、一応信じるよ」

 

 それでも一応なのが乙女と言うことだろうか。

 

「な、なな、風間のあんちゃん。このねーちゃんって風間のあんちゃんの彼女か?」

「ぶっ」

 

 思わず真っ赤になって吹いた裕奈の正面には俺。

 

 顔シャですわ、もう。

 

「あああああ、ごめんごめん、ふーにいちゃんごめんごめん!」

 

 べっとりの顔をナプキンで拭きつつ、真っ赤になる裕奈を小太郎は嬉しそうに眺めていた。

 何とも底意地の悪いからかいだ。

 ちょっと「梅干し」を食らわせつつ、裕奈のされるままにしておく。

 

「も、もう! そう言うことは思っててもきかないの!」

「そうなんか? ちづ姉ちゃんともお似合いやから、どっちが彼女かなぁとおもってん」

 

 瞬間、ギンと音がするような視線で俺をにらむ裕奈。

 なにか機嫌の悪くなるようなことがあったのか?

 まぁ、俺が中学生を両天秤、そんな状況であると年下から言われれば、機嫌も悪くなるか、うん。

 

「こらこら、小太郎少年。よくわからないことで周りをいじって遊ぶんじゃないぞ」

「ちぇー、こういうネタが一番おもろいんやけどなぁ」

 

 という台詞で、裕奈は自分がからかわれたことを理解したようで、もの凄い殺気を込めた視線で小太郎少年をにらんだ。

 うんうん、この年頃の女の子で遊ぶとか、命知らずじゃなぁ。

 

 ともあれ、裕奈と小太郎少年に昼食をおごったあと、俺は小太郎少年を連れて小学部の事務所に突撃。

 すでに近衛理事長からの連絡が行っていて、書類関係の処理も早々に終わった。

 

「・・・なぁ、風間のあんちゃん」

「なんじゃい」

「この住所、風間のあんちゃんのいえちゃうやろ?」

「そりゃそうだ。この住所は、那波さんの部屋だからな」

「なんでやねん!!」

 

 全力のつっこみを受け流し、書類完了。

 

「小太郎少年の飼い主だからに決まってんだろう」

「ちづ姉ちゃんの部屋って、女子中学生の寮やってきいたとぞ!」

「安心しろ、ネギ君も女子寮の一室に間借りしてる」

「なにしてるんや、英国紳士(へんたい)!!」

「なになに、小太郎少年。大きくなれば『なんて恵まれた環境にいたんだろう、俺様ラッキー』と振り返ることがあるかも知れない環境だぞ」

「ならんわ、なるはずもないわぁ!!」

 

 がーと吠える小太郎少年の首筋に手刀を入れて気絶させ、小学部事務所までやってきていた那波さんに引き渡した。

 

「では、よろしくお願いします」

「はい、お任せください」

 

 にっこりほほえむ慈母の中学生。

 小学部事務員もどん引きであった。

 

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