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韓国外務省「元慰安婦側と去年15回話し合った」1月5日 18時00分
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慰安婦問題に関する日韓の合意を巡り、韓国国内で「元慰安婦の女性たちに相談なく日本との妥結を急いだ」とする批判が出ているなか、韓国外務省は去年だけでも元慰安婦側と15回にわたって話し合ったと明らかにし、引き続き、丁寧に説明しながら合意への理解を求めていく考えを強調しました。
韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は5日の記者会見で、「去年だけでも合わせて15回、外務省の局長らが元慰安婦の女性たちや、その支援団体のもとを訪れ、日本との交渉過程を説明するとともに意見を聞いた」と述べました。
また、チョ報道官は女性家族省も、この3年間、専門チームを通じて、元慰安婦側の意見の聞き取りを行ってきたと説明しました。そのうえで、韓国政府として、引き続き、元慰安婦の女性たちに丁寧に説明し合意への理解を求めながら、支援措置などを履行していく考えを強調しました。
韓国国内では今回の合意を巡って、元慰安婦側から強い反発が出ているのは韓国政府が事前に十分な説明をしなかったためだとする批判が出ており、韓国外務省としては事前の話し合いについて明らかにすることで、批判を打ち消すねらいがあるとみられます。
さらにチョ報道官は女性家族省が発行することにしている「慰安婦白書」に関して、今回の合意とは関係のない取り組みであり、発行する方針に変わりはないものの、その内容などについては政府内で検討中だと説明しました。
また、チョ報道官は女性家族省も、この3年間、専門チームを通じて、元慰安婦側の意見の聞き取りを行ってきたと説明しました。そのうえで、韓国政府として、引き続き、元慰安婦の女性たちに丁寧に説明し合意への理解を求めながら、支援措置などを履行していく考えを強調しました。
韓国国内では今回の合意を巡って、元慰安婦側から強い反発が出ているのは韓国政府が事前に十分な説明をしなかったためだとする批判が出ており、韓国外務省としては事前の話し合いについて明らかにすることで、批判を打ち消すねらいがあるとみられます。
さらにチョ報道官は女性家族省が発行することにしている「慰安婦白書」に関して、今回の合意とは関係のない取り組みであり、発行する方針に変わりはないものの、その内容などについては政府内で検討中だと説明しました。