トップページ社会ニュース一覧川に落とされ少年死亡 衣服を川岸に置き偽装か
ニュース詳細

川に落とされ少年死亡 衣服を川岸に置き偽装か
1月5日 17時16分

川に落とされ少年死亡 衣服を川岸に置き偽装か
k10010361651_201601051737_201601051740.mp4
4日、千葉県柏市で17歳の少年が橋から全裸で川に落とされて死亡した事件で、橋の上で脱いだとみられる衣服が川岸に置いてあったことが警察への取材で分かり、警察は殺人の疑いで逮捕された男らが少年がみずから川に入ったと見せかけようとしたとみて調べています。
4日午前6時ごろ、千葉県柏市の手賀川で会社員の佐藤龍太さん(17)を全裸で橋の上から落とし殺害したとして、いずれも千葉県我孫子市に住む小島庸平容疑者(22)と岡田潤太容疑者(20)、渡邉真純容疑者(21)、それに19歳の少年の4人が殺人の疑いで逮捕されました。
警察の調べによりますと、佐藤さんの死因は溺死とみられ、当時、4人のうち2人が橋の上で佐藤さんの両腕を持ち、その後、およそ6メートル下の川に落としたということです。佐藤さんは橋の上で服や靴を脱いだとみられていますが、発見されたとき、服などは橋の下の川岸に置いてあったことが警察への取材で分かりました。
当初、4人は「佐藤さんが川岸から自分で川に入った」と説明していて、警察は佐藤さんがみずから川に入ったと見せかけようとしたとみて調べています。また、小島容疑者は佐藤さんとの間で金銭を巡るトラブルがあったという内容の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

被害者と容疑者の関係は

警察によりますと、佐藤さんと小島容疑者、それに19歳の少年は我孫子市内のアルミサッシなどを販売する会社に勤める同僚で、渡邉容疑者も以前、同じ会社に勤めていたということです。また、岡田容疑者は佐藤さんの友人だということです。
小島容疑者は、「佐藤さんは去年夏ごろから一時、自宅で一緒に暮らしていて、その際、家にあった現金を勝手に持ち出された。佐藤さんは月々の分割で返済すると約束していたが、返済が滞っていた」と供述しているということで、4日は小島容疑者が自分の車で佐藤さんを連れ出したとみられています。また、岡田容疑者は「自分と小島容疑者で佐藤さんを川に飛び込ませようという話しをした」と供述しているということです。

関連ニュース

k10010361651000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ