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東京株式市場 買い戻す動き優勢 値上がりに転じる1月5日 12時03分
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世界同時株安を受けて注目された5日の東京株式市場は、中国経済の先行きや中東情勢の懸念から引き続き売り注文が出て株価は値下がりして取り引きが始まりましたが、その後は、値下がりした銘柄を買い戻す動きが優勢となり、株価は値上がりに転じました。
4日のヨーロッパやニューヨーク市場では、中国経済の先行き懸念やサウジアラビアなどがイランとの外交関係を断絶し、中東情勢が緊迫していることから株価が大きく値下がりして、世界同時株安となりました。
注目された5日の東京市場では朝方は4日に続いて売り注文が広がり、株価は値下がりして取り引きが始まりました。しかし、その後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、株価は値上がりに転じました。
日経平均株価、午前の終値は、4日より、76円37銭、高い1万8527円35銭。東証株価指数=トピックスは、4.58上がって1514.25となっています。午前の出来高は、10億7690万株となっています。市場関係者は「外国為替市場でいくぶん円安ドル高に進んだことやきょうの中国・上海の株式市場も値上がりに転じる場面がみられたことで、市場の緊張感はいくぶん和らいでいる」と話しています。
注目された5日の東京市場では朝方は4日に続いて売り注文が広がり、株価は値下がりして取り引きが始まりました。しかし、その後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、株価は値上がりに転じました。
日経平均株価、午前の終値は、4日より、76円37銭、高い1万8527円35銭。東証株価指数=トピックスは、4.58上がって1514.25となっています。午前の出来高は、10億7690万株となっています。市場関係者は「外国為替市場でいくぶん円安ドル高に進んだことやきょうの中国・上海の株式市場も値上がりに転じる場面がみられたことで、市場の緊張感はいくぶん和らいでいる」と話しています。
官房長官「情勢を十分に注視」
菅官房長官は午前の記者会見で、「その時々の株価の動きに対し発言することは常に控えるべきだと思うが、政府としては、内外の情勢を十分に注視しながら、きのう国会に提出した今年度・平成27年度の補正予算案の1日も早い成立を図るなど、経済の好循環を確たるものにするために必要な政策をしっかり成立させていきたい。ただ、わが国の景気は緩やかな回復基調にあることは間違いない」と述べました。