太陽光を浴びるとどうなる?
ビタミンDによって骨が丈夫になる
日光を浴びることによってでビタミンDが生成される。
1日にとりたいビタミンDは、夏の晴れた日に日光を浴ぴた場合で約6分、また、冬の曇った日でも約30分の日光を浴びれば生成されます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高めて、骨の新陳代謝を活性化する。
ビタミンDを毎日、投与した人は、ビタミンDを投与しなかった人に比べ、カルシウムの吸収率が2倍近くも上がっています。効率よくカルシウムを取り入れるために、ビタミンDは欠かせません。
また、ビタミンDが不足すると、骨がどんどんもろくなり、骨粗鬆症を引き起こすのです。つまり、ビタミンDは骨を丈夫にすることができます。
ビタミンDというのは、人間の気分や情緒、エネルギーレベルにも強い結びつきがある。
ビタミンDについてもっと知ろう!
睡眠の質が上がる
朝、目が覚める頃になると睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、太陽の光を浴びることにより、体内のメラトニンの量が一気に減少します。メラトニンの量が減少することにより、脳が睡眠状態から覚醒状態へと切り替わるのです。
眠るころには自然な眠気が訪れることになる。
メラトニンには、太陽の光が朝に目に入ってから15時間前後たたないと分泌されないという性質があります。この分泌されたメラトニンが、眠気となって現れます。
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気分が良くなる
朝起きて日光を浴びると、頭がすっきりして、気分爽快な状態になる。
セロトニンは、太陽の光を直接浴びることによって分泌量が増えます。このセロトニンは心と体のバランスをコントロールする役割を持ちます。セロトニンの分泌が正常で上手く働いている場合は、脳の覚醒や心身の活動がスムーズに行える状態になります。
集中力ややる気の向上にもつながる。
うつ病予防になる
太陽光不足は、軽症うつ病の原因になる。
なぜ日照不足が、うつ病を引き起こすのか。
それは、脳内の神経伝達物質セロトニンとメラトニンが関係していると考えられています。セロトニンの不 足によりうつ病が起こる報告は数多くありますが、セロトニンは暗くなると活動を停止し、代わってメラトニンが活動するのです。メラトニンの分泌が多くなり 過ぎても、うつ病を引き起こすといわれています。
北欧の国々などでは、冬の間の太陽の日照時間が短いため、精神的な不調を訴える人やうつ病になる人が多い。
冬季うつ病(季節うつ病)、季節性情動障害などの病名がついています。
いろいろ知っていれば心にも体にも優しいことができる!