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日銀総裁「賃金上昇は持続的成長に不可欠」1月5日 18時56分
日銀の黒田総裁は5日、都内で行われた連合の新年交歓会であいさつし「賃金の上昇は日本経済の持続的な成長に不可欠だ」と述べたうえで、今の経済環境は賃上げに向けたよい条件がそろっているという認識を示しました。
この中で黒田総裁は「日本経済がデフレという縮小均衡から抜け出して持続的に成長し、子どもや孫、先の世代まで生活水準を落とすことがないようにするためには2%の物価目標実現が必要だ」と述べました。
そのうえで黒田総裁は「単に物価が上がればいいということを考えている訳ではない。賃金の上昇は日本経済の持続的な成長に不可欠だ」と述べ、物価上昇に見合った賃金上昇が経済成長に欠かせないという考えを示しました。
そして「失業率は20年ぶりの低い水準で労働市場は極めてひっ迫している。また、企業収益は過去最高水準で働く人には強い追い風が吹いている」と述べ、今の経済環境は賃上げに向けたよい条件がそろっているという認識を示しました。一方、黒田総裁は「2%の物価上昇は必ず実現する。そのためにも日銀は、やるべきことは断固としてやっていく」と述べ、必要があれば追加の金融緩和も辞さない考えを改めて示しました。
そのうえで黒田総裁は「単に物価が上がればいいということを考えている訳ではない。賃金の上昇は日本経済の持続的な成長に不可欠だ」と述べ、物価上昇に見合った賃金上昇が経済成長に欠かせないという考えを示しました。
そして「失業率は20年ぶりの低い水準で労働市場は極めてひっ迫している。また、企業収益は過去最高水準で働く人には強い追い風が吹いている」と述べ、今の経済環境は賃上げに向けたよい条件がそろっているという認識を示しました。一方、黒田総裁は「2%の物価上昇は必ず実現する。そのためにも日銀は、やるべきことは断固としてやっていく」と述べ、必要があれば追加の金融緩和も辞さない考えを改めて示しました。