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「詐欺バスター」で撃退 長野県警などが開発
1月5日 16時16分

詐欺の電話を撃退するために、ボタンを押すと「悪いことはやめて正しく生きてください」などとメッセージが流れる装置を長野県警などが開発し、今月下旬から販売を始めることになりました。
この装置は詐欺を撃退する意味を込めて「詐欺バスター」と名付けられ、「詐欺の電話にどう対応すればいいのか分からない」というお年寄りからの相談を受けて、長野市の長野中央警察署と地元の防犯協会が作りました。
装置は縦11センチ、横5センチの大きさで、受話器の口元に持ってきてボタンを押すと「この電話の内容をすべて録音しています」とか「警察に相談させていただきます」などと振り込め詐欺の犯人に対する12種類の音声が流れます。中には「悪いことはやめて正しく生きてください」と改心を求めるメッセージも入っていて、怪しい電話がかかってきたら、ボタンを押すだけで簡単に音声を流すことができます。
長野中央警察署は「怪しいと思ったときにこの機械で詐欺を撃退してほしい」と呼びかけています。
この装置は一つ990円で、今月下旬から長野中央警察署の中にある防犯協会でおよそ3000台を販売するということです。

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