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東電社長 新潟県知事に原発再稼働へ理解求める
1月5日 17時21分

東京電力の廣瀬社長が5日、新潟県庁を訪れ、泉田知事に柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を目指す取り組みなどに理解を求めました。泉田知事は、「東京電力は、みずから問題点を直す意識がない」などと厳しく批判し、議論は平行線をたどりました。
東京電力の廣瀬社長は年始のあいさつのために5日午後、新潟県庁を訪れ、泉田知事と会談しました。
廣瀬社長は「福島の事故から5回目の正月となり、長い間ご迷惑をおかけしていることを深くおわびします。柏崎刈羽原発については事故を踏まえ、補強工事を行っているほか、安全訓練を6000回近く実施するなど対策を強化している」などと理解を求めました。
これに対し、泉田知事は「問題なのは技術的な対策だけでなく、組織の運営体制にある。メルトダウンを公表するまでに2か月もかかった理由など疑問に答えず、みずから問題を明らかにし直そうという姿勢が全くない」などと厳しく批判し、議論は平行線をたどりました。
会談のあと廣瀬社長は「われわれとしては、すべてを見せているつもりだが、知事に理解してもらうために、さらに何が必要なのかを考えたい。柏崎刈羽原発の再稼働には、知事を含めた県民の理解が必要だと考えている」と話していました。

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