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(10月7日)
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【大リーグ】マエケンは超お得? ド軍運営部長より安い2016年1月5日 紙面から ドジャースと合意したと伝えられる前田健太投手(27)の契約内容が、球団側に有利すぎるとして米国で話題になっている。米複数メディアによれば、8年契約の総額は2500万ドル(約30億円)。年1000〜1200万ドル(約12億〜14億4000万円)の出来高が設定されたもようとはいえ、ベースサラリーが低額すぎるため、米スポーツサイトのMLBトレードルーモアズは「身体検査で異常が見つかったのではないか」と伝えるなど臆測が飛び交っている。 超異例の契約には、どんな裏があるのだろうか。伝えられるマエケンの合意内容は、8年総額30億円で、これとは別に出来高が年12億〜14億4000万円。当初、5年総額6000万〜8000万ドル(約72億〜96億円)の大型契約が見込まれていたが、ふたを開けてみれば驚きの年平均3億7500万円。広島での昨季年俸3億円とさほど変わらない数字となった。 米スポーツサイトのファンサイディッドは3日「全くショッキングだ。こんな契約は聞いたことがない。あまりにドジャースにとっておいしすぎる。平均点以上のFA先発投手の相場は年俸1500万ドル(約18億円)だ」と疑念を示し、MLBトレードルーモアズは「身体検査に異常があったのではないか」。だが、それでは8年という長期契約の説明がつかない。 ちなみに、メジャー初契約時の田中将大はヤンキースと7年186億円、ダルビッシュ有はレンジャーズと6年67億2000万円で契約。ド軍でも、GMに次ぐフロント首脳のフリードマン運営部長は5年総額3500万ドル(約42億円)とマエケンより高給だ。 懸念材料とされてきたのは、健康面だ。日本出身のダルビッシュ、田中、松坂はそろって右肘靱帯(じんたい)を損傷。米サイトのブリーチャーリポートは「前田の182センチ、81キロは大リーグの投手ではかなり小柄。今季その体重以下で活躍した投手はいないし、メジャーの中4日の登板に耐えられるのか」と報じた。 将来の故障に対する不安が年俸に直結したのならば、できるのは結果を出して見返すことだけだ。 PR情報
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