秘書だった私がしていた
楽しめる社員旅行先の選び方
日本では、なかなか長期休暇を取ることができない人もいらっしゃるかもしれません。そんな方は、慣れ親しんだ環境から一歩外に出てみる、ということを意識するといいでしょう。週末に、いつもはなかなか足を運ばない地域に行ってみるというのも「異空間」に触れるきっかけとなります。
私は、社員旅行の幹事をつとめることが多かったのですが、場所を選定する際、次のことに気を配っていました。
1) なるべく東京本社から離れたところ
2) 五感が刺激されるところ
3) 自然に触れることができるところ
4) 異空間を感じられるところ
5) みんなで一緒に参加できるイベントを催すことができるところ
みんなで社員旅行に行くわけですから、楽しんでもらいたいという気持ちはもちろんのこと、さらに、みんなが社員旅行を終え職場に戻った時に、気持ちよく仕事に取り組んでもらいたいという思いから、社員旅行の場所の選定はいつも真剣勝負でした。
今でも忘れられないのは、鹿児島県の指宿に行った時のことです。それは、外国人社員も参加した社員旅行でした。指宿で砂風呂を共に楽しんだり、また、知覧特攻平和会館を訪れた際には、平和について真剣に話し合ったりしました。
いつも仕事で顔を合わせる仲間でしたが、平和について語り合うことはこれまで一度もありませんでした。こうやって、「社員」という枠組みを離れ、一人の「人」として語り合う時間をもつことができたのは、今でも私の心に残っています。きっと、参加した人の心にも残っていることでしょう。
ここまで、いくつかエピソードをお伝えしてきましたが、慣れ親しんだ環境から離れ、いつもとは異なる環境に身を置くことの重要性をおわかりいただけましたでしょうか。
新しい年が始まりました。
移動するからこそ見えるもの、わかることがあります。できることから始めていきましょう。まず初めに、「仕事」の予定ではなく「休暇」の予定をスケジュールに入れてみる、という最初の一歩を踏み出してみませんか。