川に転落させ殺害 別の場所でも飛び込ませたか

1月5日 12時17分

k10010361361_201601051222_201601051235.mp4

４日、千葉県柏市の川で１７歳の会社員の男性を川に転落させて殺害したとして同僚ら４人が逮捕された事件で、逮捕された男の１人が、「事件の直前に別の場所でも男性を川に飛び込ませた」などと話していることが警察への取材で分かりました。警察は事件の詳しいいきさつを調べています。

この事件は４日午前６時ごろ、柏市布瀬の手賀川で、千葉県我孫子市の会社員、佐藤龍太さん（１７）が死亡したものです。警察は、佐藤さんを川に転落させたとして、５日朝４時すぎ、いずれも我孫子市に住む小島庸平容疑者（２２）と岡田潤太容疑者（２０）、渡邉真純容疑者（２１）、それに１９歳の少年の４人を殺人の疑いで逮捕しました。警察の調べによりますと、佐藤さんは会社の同僚の小島容疑者と金銭を巡るトラブルがあり、自宅から車で現場に連れてこられて転落させられたとみられています。
さらに、調べに対し渡邉容疑者が「事件の直前に別の場所で佐藤さんを川に飛び込ませたが思ったより浅い場所だったので、今回の現場で再び飛び込ませようとした」と話していることが警察への取材で分かりました。警察は事件の詳しいいきさつを調べています。調べに対し、小島容疑者を除く３人は容疑を認めていますが、小島容疑者は「現場にいたが落としてはいない」と容疑を否認しているということです。