2016年ブレイクする女性声優を有料メルマガ評論家が予想

posted on 2016/01/05/ 05:00:30

ごきげんよう、有料メルマガ評論家の渡辺文重です。今回は、2016年ブレイクする女性声優を予想します。

2016年にブレイクする女性声優予想

2016年にブレイクする女性声優予想

◆声優ライブクラスタ忘年会2015の感触

【参考】声優ライブクラスタ忘年会2015
http://tweetvite.com/event/pzp1

声優ライブクラスタが数十人も集まる忘年会は、貴重な情報交換の場です。その中に、ネクストブレイク予想の達人みたいな人がいるのですが、今回は早い段階で酔いつぶれていたため、話を聞けなかったことは誤算でした。ちなみに、その人は、アニメ放送前からμ’s(ミューズ)の魅力を説いており、2014年の忘年会では、BRILLIANT4(相坂優歌・黒沢ともよ・三上枝織・津田美波)の若手を推薦していました。相坂優歌さんも黒沢ともよさんも、2015年は大活躍でしたよね。

今回の忘年会は、新しい声優さんの名前は挙がらず、むしろ、現在の押し声優が2016年も活躍できるかが心配という雰囲気でした。そうした中、名前が挙がっていた数少ない新人声優が、立花理香さんでした。

【参考】立花理香オフィシャルブログ「理香準備室」Powered by Ameba
http://ameblo.jp/ricca0227/

私は、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の小早川紗枝役と、『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』の有栖川麗子役としか理解していなかったのですが、詳しい人によると、元ローカルアイドルで、タレントとしてのキャリアがあるとのこと。イベントやネット番組でMCを任せられるため、重宝されているという話でした。なるほど……。

◆コミックマーケット89新刊の感触

【参考】コミックマーケット89 女性声優系サークル参戦りすと。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/t-szhr/C89.html

今回は仕事の都合で参戦できなかったため、知人に頼んで20冊ほどの声優評論本を入手しました。その中の数冊で、2016年のブレイク予想や願望が記されていたのですが……、どれもバラバラなんですよね。それは、深夜アニメを鑑賞しているだけでは、ネクストブレイクを予想することが困難になっていることと関係していると思います。

以前であれば、数多くのアニメ作品に「モブ(名前のないキャラクター)」としている女性声優が、そのままネクストブレイクの候補となりました。例えば、2014年、2015年と、着実にメインキャラクターを増やした大西沙織さんは、2013年に数多くの作品に「モブ」として参加しています。また、2015年に大ブレイクした小澤亜李さんも、『月刊少女野崎くん』のヒロインに起用されたことも大きな要因ですが、2014年に数多くの作品に「モブ」として参加していました。

しかし、最近は、以前であれば新人が担当していた「モブ」を、主演作品の女性声優が担当することも少なくありません。そうした影響もあり、新人声優にとっての修業の場が、深夜アニメからソーシャルゲーム、ネットラジオ、イベントにシフト。もはや、深夜アニメを鑑賞しているだけでは、何も分からなくなっているのです。しかし、だからと言って、ソーシャルゲームは追いかけるには広大すぎる……。

◆2016年ブレイクする女性声優は?

それでは、結局、2016年ブレイクする女性声優は誰なのか。予想を当てることを重視するならば、ハート▽インベーダー(▽はハートマーク/大森日雅・鈴木絵理・田澤茉純・長縄まりあ)の皆さんとなります。いや、人によっては、「すでにブレイクしている」と思うかもしれませんが、この4人は間違いなく活躍すると思います。さらに、忘年会の雰囲気を参考に、立花理香さんの名前も挙げておきましょう。

あと、個人的な願望として、秦佐和子さんの活躍に期待したいと思います。『VENUS PROJECT』(ヴィーナス プロジェクト)のイベントで、朗読劇をしていたのですが、演技力がかなり向上していました。女性アイドルグループSKE48の元メンバーという経歴が注目されがちですが、アイドル以外の役でチャンスがあるといいなと思っています。

Venus Drive!! ~キミは燃えているか~
Venus Drive!! ~キミは燃えているか~

◆2016年は「アニラジ」を聞きます

深夜アニメを鑑賞しているだけでは、声優ファンとしては情報が不十分。これが2015年の結論です。しかし、新人声優の主戦場であるソーシャルゲームをプレーする時間を作ることは難しく、参加できるイベントにも限界がある。そうなると、「アニラジ」を聞くことが、一番良いのかなと思いました。実際、2016年になってから、「超!A&G」や「音泉」を中心に、可能な限り番組を聞くようにしています。

【参考】超!A&G
http://www.agqr.jp/
【参考】インターネットラジオステーション<音泉>
http://www.onsen.ag/

実際、この記事もラジオを聞きながら執筆していますが、ラジオを聞きながら原稿を書くことは難しいですね。ただ、ラジオを聞く時間と原稿を書く時間をセットにできれば、効率的だと思うので、脳の処理速度を上げることが、2016年の課題となりそうです。


著者プロフィール
渡辺文重

1973年生まれ。福岡県北九州市出身。フリーランス編集者/ライター。有限会社ブンヤ取締役。パソコン雑誌のライターを経て、2003年に有限会社ブンヤ設立。携帯サイトの企画、運営、編集、執筆などを行う。主な分野は、サッカー、ゲーム、アニメなど。メールボックスに届く有料メルマガは、1週間で約100通。ちなみに、アニメの視聴時間は1週間平均1500分となっている。

ツイッターID:@sammy_sammy

著者による内容紹介

有料メルマガを1カ月3~4万円分購読して、その中から「注目!」に値する有料メルマガをピックアップしていきます。特に面白かった有料メルマガは、1週間に1本のペースを目標にレビューしていきます。また、日記も掲載しています。こちらは、アニメに関する記述が多めとなっています。

津田大介メディアの現場×渡辺文重の有料メルマガ批評 セット割引スタート!!
月別アーカイブ