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仏 新聞社テロ事件から1年 特別号の風刺画で議論1月5日 10時05分
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去年、フランスの新聞社「シャルリ・エブド」が武装した男らに襲撃された事件から1年となるのにあわせて特別号が発行されることになり、その表紙に掲載される「神」を題材にした風刺画を巡り、再び議論が起きています。
パリの新聞社「シャルリ・エブド」では去年1月、武装した男らが押し入って銃を乱射し、当時の編集長など12人が死亡しました。
事件から7日で1年になるのにあわせて、新聞社は特別号を発行することになり、表紙に掲載される風刺画が4日、公開されました。風刺画には、「暗殺者は今も逃走中」とのタイトルとともに、自動小銃を抱えた老人が走って逃げる様子が描かれています。
風刺画を描いたのは、みずからも襲撃を受けたリス編集長で、フランスのメディアに対し、風刺画は「神」を題材にしたものの、特定の宗派ではなく宗教を巡りテロが頻発する状況を表現したと説明しています。
「シャルリ・エブド」は、イスラム教で教えに反するとされる預言者の姿を風刺画で描き、イスラム社会から反発を招いてきました。
今回の風刺画についてもフランスのメディアは、「宗教とテロを同一視している」と批判的な意見を伝える一方、「表現の自由を守ることの大切さを忘れてはいけない」との意見も紹介していて、再び議論が起きています。
事件から7日で1年になるのにあわせて、新聞社は特別号を発行することになり、表紙に掲載される風刺画が4日、公開されました。風刺画には、「暗殺者は今も逃走中」とのタイトルとともに、自動小銃を抱えた老人が走って逃げる様子が描かれています。
風刺画を描いたのは、みずからも襲撃を受けたリス編集長で、フランスのメディアに対し、風刺画は「神」を題材にしたものの、特定の宗派ではなく宗教を巡りテロが頻発する状況を表現したと説明しています。
「シャルリ・エブド」は、イスラム教で教えに反するとされる預言者の姿を風刺画で描き、イスラム社会から反発を招いてきました。
今回の風刺画についてもフランスのメディアは、「宗教とテロを同一視している」と批判的な意見を伝える一方、「表現の自由を守ることの大切さを忘れてはいけない」との意見も紹介していて、再び議論が起きています。