「痛部屋(いたべや)」と呼ばれる空間づくりが、静かに“萌え”広がっている。壁や布団、枕、カーテン…。部屋一面に美少女キャラクターが描かれ、その世界観にどっぷり浸かる。インターネット上では、そんなアニメ絵ざんまいの自室を公開する自慢合戦も盛んだ。一方、中国人留学生はビジネスチャンスととらえ、「洗練されたオタクの部屋」としてムーブメントを牽引している。
「痛部屋」は、アニメ絵などで埋め尽くされた「痛々しい部屋」の意味。とっぴな行動などを「痛い」と表現する若者言葉に由来する。これまでにも、アニメ絵を自家用車に塗装した「痛車(いたしゃ)」や、爪に描いた「痛ネイル」が流行してきた。
「痛部屋」では、生活空間そのものが演出される。寝ても覚めてもアニメの世界観に浸ることができ、ファンには最高の住み心地だろう。
「俺も資金があったらそんな部屋にしてみたい」
「もうポスター貼る場所に困る」
ネット上の掲示板などでは、自作の痛部屋を自慢するやり取りが目立つ。
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明治安田生命の新企業イメージCM「ささえあう幸せ」篇がWeb上で配信中。同社の“家族の幸せを一生涯支え続けたい”という想いを込めて制作したという。CMソングには、小田和正氏の楽曲「今日もどこかで」を採用。仲睦まじい夫婦の若かりし頃と現在の写真を通じて、ふたりが寄り添い、支えあって歩んできた姿や時間を想像させる内容となっている。