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フォルクスワーゲン 米司法省が提訴
1月5日 8時56分

フォルクスワーゲン 米司法省が提訴
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アメリカ司法省は、ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載し、アメリカの排ガス規制を逃れていた問題を巡り、制裁金の支払いなどを求める訴えを起こしたと発表しました。
この問題は、フォルクスワーゲンのディーゼル車に当局の試験のときだけ排ガスを減らす不正なソフトウエアを搭載して、アメリカの規制を逃れていたものです。
アメリカ司法省は4日、フォルクスワーゲンがグループ傘下のアウディとポルシェのディーゼル車も含め、不正なソフトウエアを搭載した60万台近くをアメリカ国内で販売し、大気汚染をもたらしているとして、ミシガン州の連邦地方裁判所に民事提訴したと発表しました。司法省は訴えの中で制裁金の支払いなどを求めていて、アメリカのメディアは制裁金は180億ドル(日本円で2兆円)規模に上る可能性があると伝えています。
司法省は声明で「フォルクスワーゲンの不正に対して、あらゆる方法で補償を求めていく」と述べました。
フォルクスワーゲンは去年9月に不正が発覚して以降、ディーゼル車の販売を停止し、顧客離れを食い止めるため金券を配る対策などを講じていますが、アメリカでの販売は大きく落ち込んでいます。

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