ボイメンの野望「全国制覇」　東京・お台場で新曲イベント

　名古屋発の男性グループ、ＢＯＹＳ　ＡＮＤ　ＭＥＮ（ボーイズ・アンド・メン）が４日、東京・お台場のヴィーナスフォートで、年明けを飾る新曲「ＢＯＹＭＥＮ　ＮＩＮＪＡ」の発売記念イベントを開き、女性ファン１０００人を元気いっぱいのパフォーマンスで熱狂させた。

　東海エリア出身者で２０１０年に結成され、現在１１人がメンバー。名古屋を中心に徐々に人気を集め、現在では地元などのテレビ、ラジオで１０本以上のレギュラー番組を持つ注目のグループに。６日に発売する新曲を機に、今年は本格的な全国制覇を狙っている。

　東京での新年初仕事となったこの日、リーダー水野勝（２５）は「俺たちは名古屋から来ました。俺たちのことを知らない方も最後まで楽しんでください。今年は名古屋から新たなブームをつくります！」と気合を込めてあいさつした。

　ステージでは新曲のほか、みそカツなどの名古屋メシを歌詞に取り入れた「なごやめしのうた」など５曲でパワフルな歌とダンスを披露した。

　この日は昨年から病気療養中の若菜太喜（２３）をのぞくメンバー１０人が勢ぞろい。来年１月７日には、あこがれの日本武道館でコンサートが決定したことも報告し「１年間、力をつけて最高のライブを！」と声をそろえて新年の誓いを立てた。

　“書道の大家”を自称するメンバーの一人、吉原雅斗（２１）がステージ上で書き初めも披露。大看板に「全国制覇」と筆を走らせたが、期待外れの小さな文字にメンバーからはブーイングの声が上がって、しばしの漫才タイムに。ファンは初笑いもプレゼントされ、大喜びだった。