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築地市場 最後の初競り1月5日 7時05分
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ことし11月に移転する東京の築地市場で、5日朝、最後の初競りが行われ、最高値は青森県大間港で水揚げされたクロマグロで1400万円で競り落とされました。
築地市場は昭和10年に開設されて以来、日本を代表する食の台所として大勢の人に親しまれてきましたが、老朽化が進んだため、ことし11月に江東区豊洲に移転します。
5日朝は、今の場所では最後となる初競りが行われ、はじめに卸売業者の代表が「築地で長きにわたって商売を継続できたのは胸を張れることだ。80年以上世話になった築地に感謝しつつ、豊洲の新しい市場が、名前と同じ意味を持つ豊かな市場となるよう、ことし1年頑張っていきましょう」と述べ、全員で手締めをして商売繁盛と移転後の成功を祈りました。
このあと、午前5時すぎに、競りの開始を告げる鐘の音が鳴ると初競りが始まり、卸売業者らの威勢のよい掛け声に合わせてマグロが次々と競り落とされていきました。
競り場には全国の港や海外から集められた冷凍と生のマグロが並べられ、このうち最高値となったのは青森県大間港で水揚げされた重さ200キロのクロマグロで、1400万円で競り落とされました。これは451万円だった去年よりも1000万円近く高く、過去10年間で5番目に高くなりました。
最高値でクロマグロを競り落とした東京・築地にあるすしチェーン店の木村清社長は「脂の乗りも、形もいいマグロを競り落とすことができてよかったです。ことしは築地最後の初競りということもあってか人も多く、競りに関わる人も感無量だったのではないでしょうか」と話していました。
5日朝は、今の場所では最後となる初競りが行われ、はじめに卸売業者の代表が「築地で長きにわたって商売を継続できたのは胸を張れることだ。80年以上世話になった築地に感謝しつつ、豊洲の新しい市場が、名前と同じ意味を持つ豊かな市場となるよう、ことし1年頑張っていきましょう」と述べ、全員で手締めをして商売繁盛と移転後の成功を祈りました。
このあと、午前5時すぎに、競りの開始を告げる鐘の音が鳴ると初競りが始まり、卸売業者らの威勢のよい掛け声に合わせてマグロが次々と競り落とされていきました。
競り場には全国の港や海外から集められた冷凍と生のマグロが並べられ、このうち最高値となったのは青森県大間港で水揚げされた重さ200キロのクロマグロで、1400万円で競り落とされました。これは451万円だった去年よりも1000万円近く高く、過去10年間で5番目に高くなりました。
最高値でクロマグロを競り落とした東京・築地にあるすしチェーン店の木村清社長は「脂の乗りも、形もいいマグロを競り落とすことができてよかったです。ことしは築地最後の初競りということもあってか人も多く、競りに関わる人も感無量だったのではないでしょうか」と話していました。