“暴走”の恐れは? 元少年A「第2弾はない」で深まる孤立
「『絶歌』は25万部のベストセラーになりましたが、第2弾はないでしょう。版元の太田出版は世間から想像以上の激しいバッシングを受け、ほかの出版社も完全に及び腰だからです」(出版関係者)
神戸連続児童殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗」こと元少年A(33)が自著を出版したのは6月。以降も、自らのホームページ(HP)を公開するなど話題をさらった。10月には月額800円の有料ブログマガジンを開始し、自らに届いた読者からの“質問メール”に答えていた。
理由は不明だが、ブロマガでメールの内容と名前をさらされてしまったジャーナリストの渋井哲也氏はこう言う。
「再度、メールを送ったのですが、その返事はありません。ただ、HPは少しずつ変わってきている。見られている意識もあるし、見せたい意識もあるのでしょう。僕への返答でも、今の時点では取材は受けられないが、タイミングや方法によっては受けてもいいというニュアンスが含まれていた。彼も完全に社会との接点をゼロにしようとは考えていないのではないでしょうか」