Gmailの未読メールをまとめて処理(既読・アーカイブ・削除)する方法【PC/iPhone/Android】
2016.01.05 0:31Gmailを使っていると増えてしまいがちなのが未読メール。本記事では、この厄介物すべてをまとめて処理(既読、アーカイブ、削除)する方法を解説します。
PCからのメール一括処理は特に難しいわけではありません。他方、iPhoneやAndroidスマホの場合、Gmailアプリ内でまとめて処理することができないため、少し難易度が上がります。
Gmailにおける既読・アーカイブ・削除の違い
Gmailを使っていると「既読」は自然に理解できるでしょう。メールを開封した状態が「既読」、逆に未開封の状態が「未読」と呼ばれています。
メールを既読状態にすると、受信トレイの数字が減っていきます。そのほかiPhoneでは、アプリアイコンの右肩に表示される赤いバッヂの数字が少なくなっていくことになります。
その効果の意味を誤解しがちなのが「アーカイブ」と「削除」です。両機能は、機能の実行後に受信トレイからメールが取り除かれる点で共通していますが、そのあとでメールが保管されるか否かという点で異なってきます。
「アーカイブ」だとメールがユーザーアカウント内に保管されるため、後から検索してアーカイブしたメールにアクセスできますが、「削除」してしまうと30日経過後にユーザーによる復元が不可能(アカウント内で検索しても探し出せない状態)になってしまいます。そのためGoogleでは、「削除」よりも「アーカイブ」の利用を推奨しています。
Gmailの未読メールを一括処理(既読、アーカイブ、削除)する
Gmailでは、全ての未読メールに対して、既読・アーカイブ・削除などの処理をまとめて実行できます。ここでは代表して、一括で既読にする方法を紹介します。
PCからGmailの未読メールをまとめて既読にする方法
基本となるのが、PCブラウザからまとめて既読にする方法です。iPhoneやAndroidでもこの方法を応用することになります。
- Gmailの検索窓に「is:unread」と入力する。これで未読メールだけを検索し表示できる。
- チェックボックスをクリックし、[この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択する]をクリックすると、このページ以外のページも含めて未読メールを全て選択できる。
- [その他]>[既読にする]をクリックすると、「一括操作を確認 この操作を行うと、検索されたすべてのスレッドに影響します。続行しますか?」と確認を求められるので、[OK]をクリックする。
- 未読メールの一括既読処理が完了する。
未読メールに対して一括してアーカイブや削除などをおこないたい場合も、上記3で既読ではなくアーカイブ・削除等の処理を選択すること以外は同様の手順で実現できます。
iPhone・AndroidスマホからGmailの未読メールをまとめて既読にする方法
Gmailアプリ(iOS/Android)では、未読メールだけをフィルタリングすることも、それらに対して一括して既読処理を施すこともできません。
しかし、SafariやChromeなどのブラウザでhttps://mail.google.comにアクセスすれば、PC版と同じようにまとめてメールを既読にできるようになります。方法は次のとおり。
- ブラウザでhttps://mail.google.comにアクセスし、モバイルサイトに進んでログインする。
- メニュー最下部にあるUI表示切り替えメニューから[デスクトップ]をクリックする。
- デスクトップ版が表示されるので、あとは前述のPCからGmailの未読メールをまとめて既読にする方法と同様に処理する。
- 未読メールの一括既読処理が完了する。