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欧州株式市場 ことし最初の取り引き 全面安に1月5日 4時46分
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ことし最初の取り引きとなった4日のヨーロッパの主な株式市場は、中国経済の先行きに対する不透明感や、中東情勢の緊迫化への懸念から全面安の展開となり、フランクフルト市場で株価指数が4%以上下落するなど、株価が大きく値下がりしました。
4日のヨーロッパの主な株式市場は、中国の製造業に関する指標が悪化したことで中国経済の先行きに不透明感が広がったことや、サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶したことで中東情勢が一段と緊迫化することへの懸念が広がって、取り引き開始直後から全面安の展開となりました。
この結果、主な市場の株価指数は、去年の年末の終値と比べて、フランクフルト市場で4.2%余り下落したほか、パリ市場で2.4%余り、ロンドン市場で2.3%余り、それぞれ下落するなど、株価が大きく値下がりしました。
市場関係者は「中国経済の減速による世界経済への影響が改めて意識されたことに加え、上海市場での株価急落や、通貨・人民元の下落で中国からの資金流出が加速することへの警戒感が広がった。アメリカで発表された製造業に関する指標も予想を下回り、投資家の間でリスクを避けようという動きが強まっている」と話しています。
この結果、主な市場の株価指数は、去年の年末の終値と比べて、フランクフルト市場で4.2%余り下落したほか、パリ市場で2.4%余り、ロンドン市場で2.3%余り、それぞれ下落するなど、株価が大きく値下がりしました。
市場関係者は「中国経済の減速による世界経済への影響が改めて意識されたことに加え、上海市場での株価急落や、通貨・人民元の下落で中国からの資金流出が加速することへの警戒感が広がった。アメリカで発表された製造業に関する指標も予想を下回り、投資家の間でリスクを避けようという動きが強まっている」と話しています。