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気温の高い12月 東日本は記録的な暖かさに1月4日 16時38分
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先月は全国的に気温の高い日が多く、東日本では月の平均気温が平年を2度近く上回り、12月としては統計を取り始めてから最も高くなりました。
気象庁によりますと、おととしから続く「エルニーニョ現象」の影響で、先月も日本付近は南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい状態となって、冬型の気圧配置が長続きせず、全国的に気温の高い日が多くなりました。
先月の平均気温は平年と比べて、東日本で1.9度、西日本で1.7度、北日本で1.6度、沖縄・奄美で1.5度、いずれも高くなり、東日本では12月としては昭和21年に統計を取り始めてから最も高くなりました。また、横浜市や名古屋市、静岡市、それに神戸市など、東日本や西日本などの24の観測地点で12月としては月の平均気温が最も高くなりました。
先月の降水量は、西日本の太平洋側で平年の2.79倍となるなど、西日本を中心に平年と比べて雨量がかなり多くなった一方、降雪量は北日本で平年の38%にとどまるなど、全国的にかなり少なくなりました。
気象庁によりますと、今週末ごろから冬型の気圧配置が強まって平年並みの寒さとなるものの、長続きせず、東日本と西日本、それに沖縄・奄美では今月も気温が高い日が多くなると予想されています。
気象庁は「エルニーニョ現象の影響で、東日本や西日本を中心に暖冬傾向が続くとみられるが、日本の南岸を低気圧が通過しやすくなるため、寒気と重なると太平洋側でも大雪となる可能性があり、最新の気象情報に注意してほしい」と話しています。
先月の平均気温は平年と比べて、東日本で1.9度、西日本で1.7度、北日本で1.6度、沖縄・奄美で1.5度、いずれも高くなり、東日本では12月としては昭和21年に統計を取り始めてから最も高くなりました。また、横浜市や名古屋市、静岡市、それに神戸市など、東日本や西日本などの24の観測地点で12月としては月の平均気温が最も高くなりました。
先月の降水量は、西日本の太平洋側で平年の2.79倍となるなど、西日本を中心に平年と比べて雨量がかなり多くなった一方、降雪量は北日本で平年の38%にとどまるなど、全国的にかなり少なくなりました。
気象庁によりますと、今週末ごろから冬型の気圧配置が強まって平年並みの寒さとなるものの、長続きせず、東日本と西日本、それに沖縄・奄美では今月も気温が高い日が多くなると予想されています。
気象庁は「エルニーニョ現象の影響で、東日本や西日本を中心に暖冬傾向が続くとみられるが、日本の南岸を低気圧が通過しやすくなるため、寒気と重なると太平洋側でも大雪となる可能性があり、最新の気象情報に注意してほしい」と話しています。