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欧州市場 先行き懸念で株価大幅下落
1月4日 19時02分

欧州市場 先行き懸念で株価大幅下落
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ことし最初の取り引きとなる4日のヨーロッパの主な株式市場では、中国の製造業に関する指標が悪化したことなどから世界経済の先行きに懸念が広がり、フランクフルト市場で株価指数が3%以上、下落するなど、株価が大きく値下がりしています。
4日のヨーロッパの主な株式市場では、中国の製造業に関する指標が悪化し上海の株式市場で株価が急落したことなどから、世界経済の先行きに懸念が広がり、全面安の展開となっています。
この結果、主な市場の株価指数は日本時間の午後6時の時点で、去年の年末の終値と比べて、フランクフルト市場で3.2%余り下落しているほか、パリ市場でおよそ3%、ロンドン市場で1.8%余りそれぞれ下落するなど、各市場で株価が大きく値下がりして、ことし最初の取り引きが始まっています。
また、ロンドン外国為替市場では、比較的安全な資産とされる円が買われ、円は主要通貨に対して値上がりしています。
市場関係者は「上海市場の株価急落で投資家の心理が冷え込んでいることに加え、サウジアラビアがイランと外交関係を断絶したことで中東情勢が一段と不安定になるという見方も出て、投資家の間でリスクを避けようという姿勢が強まっている」と話しています。

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