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【スポーツ異聞】
2018年に迫る韓国・平昌五輪にまたもや大問題…宿泊施設足らずVIPまでもソウルから2時間かけて通勤か?
2018年2月に韓国・平昌で開催される冬季五輪。財政難や競技場建設の遅れ、スポンサーの誘致など難問が山積で、開催まで約2年を迎えても韓国内で開催を危ぶむ声はやむことがない。その難問の中でも解決策が見いだせない最難問が「宿泊」だという。平昌周辺ではVIPが泊まる高級ホテルの部屋数が絶対的に足りず、期間中、200キロ離れたソウルから約2時間をかけて通うことになりそうだと、韓国メディアは報じる。さらに2月の平均気温が氷点下10.7度となる地域で行われる開・閉会式に観客だけでなく選手の健康が心配され、輸送計画にも疑問が呈される。五輪組織委員会は「大会準備は順調」と自賛するが、韓国メディアは現実との乖離に「むなしく聞こえる」と手厳しい。
SBSテレビによると、五輪組織委はVIP用に平昌周辺で高級ホテルに120室を用意した。だが、国際オリンピック委員会(IOC)が要求する1500室に絶対的に足りていない。そこで窮余の策として浮上したのが「ソウル宿泊論」。来年5月までにソウルに位置する46の高級ホテルと交渉して約6000室を確保しようというのだ。五輪組織委は、車と高速鉄道を利用すれば、ソウルから平昌まで2時間はかからないと試算する。
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