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【イ・ボミが語る(上)】日本の皆さんに良いイメージを持ってもらいたい…日本語での会話にこだわったワケ

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【イ・ボミが語る(上)】
日本の皆さんに良いイメージを持ってもらいたい…日本語での会話にこだわったワケ

コンペで拍手するイ・ボミ=兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(沢野貴信撮影) 

 〈母国では「スマイルキャンディー」の愛称で親しまれてきたイ・ボミ。日本女子ツアーの賞金ランキングは14試合の出場にとどまった11年は40位だったが、12年は2位、13年は7位、14年は3位と推移。実力に加え、愛らしいルックスと笑顔で日本での人気も急上昇したが、そこには自身の努力もあった〉

 日本語は、まだまだ勉強した方がいいと思います。日本に来てゴルフをする前から勉強はしていたのですが、来て最初のころは「です、ます」の丁寧語や敬語ができなくて、「これで話すのは失礼かな」と思っていました。でも延田社長から「間違えてもいいから話していけばうまくなるよ」と言ってもらい、頑張ってゴルフのインタビュー用の言葉を覚えて話すようにしました。でも、普段の会話ももっとできるよう、勉強します。

 〈努力が実り、日本の公認ファンクラブの会員数は現在2千人を超え、「イボマー」と呼ばれる熱烈なファンも存在する。「知日派」として知られるようになったイ・ボミが日本語で話すことにこだわってきたのには理由がある〉

 言葉を覚えて話す努力をするのも、韓国の選手に対して日本の皆さんに良いイメージを持ってもらい、それを韓国の後輩の選手たちに伝えていきたい思いもあるんです。今は大勢の人が日本で私を応援してくれるのがうれしいです。日本では成績が良ければゴルフ雑誌の表紙や写真ページで取り上げられる機会も多く、びっくりしています。ゴルフ雑誌で自分のスイングの連続写真を見ることがありますが、私は自分のスイングって、あまりいいスイングと思わないんですよ。私は背が低いから、他の選手よりは格好良くないな、と思います。(続く)

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