韓国10大グループCEOの70%「景気回復は2017年以降」

韓国10大グループCEOの70%「景気回復は2017年以降」

2016年01月04日08時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長(64)は、ことしは「差別化戦略」のさらなる深化に向けて手綱を締める計画だ。サムスンならではの製品やサービスでなければ世界的な不況を突破できないという考えからだ。現代自動車の李元熙(イ・ウォンヒ)社長(56)は「内実経営」を掲げた。李氏は「無理な事業拡張の代わりに『ブランド価値』を高め、生産効率化によって原価競争力を高める」と述べた。

  国内10大グループ主力系列会社の最高経営責任者(CEO)が3日、中央日報に対して「2016年経営戦略」を明らかにした。

  CEOらは「米利上げ」と「中国成長率の鈍化」をことしの経営の「最大の敵」に挙げ、「非常経営」の重要性が一層高まったと強調した。

  世界的な景気不況の影が濃厚な理由として、CEO10人中7人が景気回復の時点を「2017年以降」に挙げた。CEOらは危機突破の妙手を構想しているものの、状況が容易ではないということだ。

  同じ脈絡で、「投資費」を最も多く執行する予定の場所として6人のCEOが「既存の事業場」と回答した。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事