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観覧席の自民区議発言「建築板金業」と紹介

 テレビ朝日系で1日未明に放送された討論番組「朝まで生テレビ!」で、観覧席にいた自民党の東京都大田区議が「建築板金業」の肩書だけでアベノミクスの効果について発言していた。テレ朝は4日、「説明不足となり、申し訳なく思っている」と謝罪するコメントを出した。

     発言したのは、大森昭彦区議(63)。この日は「激論!安倍政治〜国民の選択と覚悟〜」とのテーマで議論。その中で、司会の田原総一朗氏から「アベノミクスは評価できないか」と聞かれ「我々の業界だけで言うと、あまり効果的には伝わっていない印象」と述べた。その後、改めて田原氏から景気の現状について「民主党政権、自民党政権でも同じか」と尋ねられると、「民主党政権の時よりはいい」と発言した。発言の際に肩書と氏名が字幕で表示されたが、肩書は「建築板金業」だけだった。

     テレ朝広報部によると、自民党区議であることはごく一部のスタッフだけが把握し、番組プロデューサーや田原氏には伝わっていなかったという。テレ朝広報部は「番組内で情報共有できず、区議でもあることを紹介できなかった」としている。【丸山進】

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