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患者情報を国が一元管理 全国がん登録始まる1月2日 4時14分
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がん医療の向上や予防を進めるため、すべての患者の情報を国のデータベースで管理する「全国がん登録」が今月から始まりました。
全国がん登録は、日本人の死因で最も多いがんについて、診断される人の数や生存率、それに治療効果などを分析し対策に反映させようと、がん登録推進法に基づいて行うものです。
がんの診断や治療を行っているすべての病院と都道府県の指定を受けた診療所は、患者の名前やがんの種類、治療の内容など26の項目について、都道府県を通じて国に届け出ることが義務づけられます。集められた患者の情報は、国立がん研究センターのデータベースで国が一元管理し、分析したうえで、がん医療の向上や予防や検診などの対策を進めることにしています。
これまで、がん患者に関する情報は都道府県ごとに集めていましたが、参加する医療機関が限られ、住んでいる都道府県以外の医療機関を受診したり、転居したりした患者の情報が把握できないなど、課題が指摘されていました。
国立がん研究センターの松田智大全国がん登録室長は「がん登録は、新しい治療方法や検診方法の開発にもつながります。すべての国民に理解と協力をお願いしたいです」と話しています。
がんの診断や治療を行っているすべての病院と都道府県の指定を受けた診療所は、患者の名前やがんの種類、治療の内容など26の項目について、都道府県を通じて国に届け出ることが義務づけられます。集められた患者の情報は、国立がん研究センターのデータベースで国が一元管理し、分析したうえで、がん医療の向上や予防や検診などの対策を進めることにしています。
これまで、がん患者に関する情報は都道府県ごとに集めていましたが、参加する医療機関が限られ、住んでいる都道府県以外の医療機関を受診したり、転居したりした患者の情報が把握できないなど、課題が指摘されていました。
国立がん研究センターの松田智大全国がん登録室長は「がん登録は、新しい治療方法や検診方法の開発にもつながります。すべての国民に理解と協力をお願いしたいです」と話しています。