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電機メーカー各社 自動翻訳技術の研究開発強化
1月2日 20時42分

電機メーカー各社 自動翻訳技術の研究開発強化
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大手電機メーカー各社は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて外国人旅行者の増加が見込まれることから、ことばの通訳や翻訳を自動的に行う技術の実用化に向けて研究開発を強化しています。
このうちパナソニックは、日本語の音声を英語や中国語など3か国の外国語に自動的に通訳する端末の実用化に向けて、研究を本格化させています。具体的には、レストランや観光案内所などでの活用が見込まれる「卓上型」、持ち運びができる「ペンダント型」、それに、混雑した場所での誘導に使う「メガホン型」の3種類の試作機を開発しています。開発責任者の石黒敬三さんは「急病のときに備えて、医療用語などにも対応できるようにしたい」と話しています。
また東芝は、画像認識の技術を応用して、タブレット端末などを看板や商品のタグなどにかざすと、0.5秒で英語などに翻訳して画面に表示する技術の開発を進めています。
大手電機メーカー各社は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらに増加が見込まれる外国人旅行者の利便性を高めるため、「ことばの壁」を取り除く新たな技術の実用化に向けて研究開発を強化しています。

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