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自動運転車 ことし本格的普及へ弾みとなるか
1月1日 4時01分

自動運転車 ことし本格的普及へ弾みとなるか
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自動車の概念を大きく変えるとも言われる自動運転の車の開発に各メーカーがしのぎを削るなか、ことしは高速道路での渋滞に対応した車が発売されるほか、一般道でのタクシーの実証実験も行われることになっており、本格的な普及に向けた弾みとなるか注目されます。
自動運転の車は、ドライバーがハンドルなどを操作しなくても走行する車で、世界の自動車メーカーだけでなくIT企業なども開発にしのぎを削っています。
このうち日産自動車は、ことし車間距離や車線を認識し高速道路で渋滞した時だけ自動で走行する車を発売する計画です。この会社では、2020年に一般道でも自動運転する車の実用化を目指していて、自動運転に対する認知度などを高めたいとしています。
また大手IT企業の「ディー・エヌ・エー」は、ベンチャー企業と共同で、特区に指定された神奈川県の藤沢市で、自動運転タクシーの実証実験を行う計画です。実験では地元の住民を乗せて自宅から商業施設まで自動運転で送り届けながら、安全性などが検証されることになっています。
このほか「トヨタ自動車」も、自動運転への応用もできる人工知能の新たな研究拠点を今月アメリカに設立して研究開発を本格化させる予定です。
こうした取り組みで、自動運転の本格的な普及に向けた弾みとなるか注目されますが、事故が起きた際の責任の所在と言った課題に備える対応も同時に求められることになります。

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