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女子生徒誘拐 ナイジェリア大統領 救出に全力姿勢
1月3日 10時42分

女子生徒誘拐 ナイジェリア大統領 救出に全力姿勢
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西アフリカのナイジェリアでおととし、イスラム過激派組織によって200人以上の女子生徒が誘拐され、今も行方が分からないままになっていることについて、ブハリ大統領は「解放に向けて交渉する用意がある」と述べ、救出に全力を挙げる姿勢をアピールしています。
ナイジェリアで、おととし4月、北東部を拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が地元の学校を襲い、200人以上の女子生徒を誘拐したうえ「全員を奴隷として売り飛ばす」と脅し、世界中に衝撃を与えました。
これについて、ブハリ大統領は先月30日、地元メディアのインタビューに応え、少女たちの行方が今も分からないままになっていることを認めたうえで「ボコ・ハラムに信用できるリーダーがいれば、解放に向けて交渉する用意がある」と述べ、救出に全力を挙げる姿勢をアピールしました。
ブハリ氏は、ボコ・ハラムを壊滅すると公約して去年5月に新大統領に就任し、去年末までに完全に撃退するよう軍に指示していました。
しかし、ボコ・ハラムは市民を狙った残虐な自爆テロをますますエスカレートさせていて、犠牲者が増え続けています。こうした状況に、ナイジェリアでは、政府の対応への批判も出ていて、ブハリ氏は少女たちの救出に全力を挙げるとともに、ボコ・ハラムが交渉に応じない場合は、軍事作戦をより強めていくとみられています。

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