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オバマ大統領 最後の1年 アジア重視を継続
1月3日 10時47分

オバマ大統領 最後の1年 アジア重視を継続
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アメリカのオバマ大統領は任期最後の1年となることし、アジア重視政策を引き続き推し進める方針で、日本や韓国それに東南アジアとの連携強化を図る一方、中国を巡っては対立する南シナ海やサイバー攻撃などの問題で、協力姿勢を引き出せるかどうかが焦点です。
来年1月に任期を終えるオバマ大統領は、最後の1年となることし、過激派組織IS=イスラミックステートとの戦いなどで中東情勢への対応に追われるなかでも、政権発足以来掲げてきたアジア重視政策を引き続き推し進める方針です。
来月には東南アジアとの関係強化を図るため、ASEAN=東南アジア諸国連合の各国首脳をアメリカに招いて首脳会議を開催するほか、5月には日本で開かれる伊勢志摩サミットに出席するのを機に、日本との連携をアピールする意向です。
一方、最大の課題は中国です。中国が人工島を造成している南シナ海やサイバー攻撃などの問題で米中両国は対立しており、オバマ大統領は9月に中国で開かれるG20サミットの場で習近平国家主席と会談するなど、ことしも首脳会談などを通じて問題の解決を働きかける見通しで、協力姿勢を引き出せるかどうかが焦点です。
さらに、核やミサイルの開発を続ける北朝鮮を巡っては、日本と韓国が先月、最大の懸案だった慰安婦問題の最終的な解決で合意したことを受け、日米韓3か国の連携を強化し、北朝鮮に対する圧力を強めていく方針です。

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