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日本受注なるか 豪潜水艦の共同開発国 年内に選定1月2日 6時50分
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オーストラリアは、新しい潜水艦を共同開発する国を、日本、ドイツ、フランスの3か国の中からことし中に選定することにしていて、日本は受注を目指して技術力の高さをアピールしています。
オーストラリアは、現在運用している6隻の潜水艦に代わる新しい潜水艦を、2020年代に導入する計画です。これに向けて、日本とドイツ、そしてフランスの3か国は去年、建造計画を提出し、オーストラリア政府は、このうちの1か国を選んで共同開発を行うことにしています。
日本はこれまで、オーストラリアの各都市で説明会を開き、長期間の潜航を可能にするリチウムイオン電池など高い技術力をアピールし、オーストラリア国内でも大きく報道され、日本の海上自衛隊の潜水艦が注目されました。
しかし、オーストラリア国内では、技術面だけでなく、どの国との共同開発が地元に最も大きな経済効果をもたらすかに関心が集まってきていて、ドイツのメーカーは、オーストラリア国営の潜水艦企業を買収する意向を示しています。
オーストラリア政府は、各国の建造計画を慎重に検討したうえで、ことし中に共同開発国を選定する方針で、日本が選ばれるかどうかが注目されています。
日本はこれまで、オーストラリアの各都市で説明会を開き、長期間の潜航を可能にするリチウムイオン電池など高い技術力をアピールし、オーストラリア国内でも大きく報道され、日本の海上自衛隊の潜水艦が注目されました。
しかし、オーストラリア国内では、技術面だけでなく、どの国との共同開発が地元に最も大きな経済効果をもたらすかに関心が集まってきていて、ドイツのメーカーは、オーストラリア国営の潜水艦企業を買収する意向を示しています。
オーストラリア政府は、各国の建造計画を慎重に検討したうえで、ことし中に共同開発国を選定する方針で、日本が選ばれるかどうかが注目されています。