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米大統領 年頭演説で銃規制強化への決意表明1月2日 4時01分
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アメリカのオバマ大統領は年頭に行った演説で、ことし取り組む重要課題として銃による犯罪を減らすことを掲げ、残りの任期がおよそ1年となるなか、銃規制の強化に向けて指導力を発揮したい考えです。
オバマ大統領は1日、年頭のビデオ演説で、ことし取り組む重要課題として、「まだ解決できていないのは、銃犯罪の問題だ」と述べ、銃規制の強化に取り組む決意を改めて表明しました。そのうえで「私は数か月前に、銃犯罪を減らす新たな対策に向けて、ホワイトハウスのチームに指示を出した。子どもたちのためにもアメリカをより安全にしていこう」と国民に呼びかけ、週明けの4日にはリンチ司法長官と対応を協議することも明らかにしました。
アメリカでは先月、西部カリフォルニア州で、銃の乱射によるテロ事件で14人が殺害されるなど、銃犯罪が相次いでいますが、アメリカ議会で多数派を占める野党・共和党は銃を保有する権利を主張し、規制に消極的な立場を取っています。
こうしたなか、オバマ大統領は、大統領の権限を使って銃規制を強化する考えを示し、アメリカのメディアは、オバマ大統領が来週にも、銃の購入者の審査を厳格化する方針を発表すると伝えており、残りの任期がおよそ1年となるなか、銃規制の強化に向けて指導力を発揮したい考えです。
アメリカでは先月、西部カリフォルニア州で、銃の乱射によるテロ事件で14人が殺害されるなど、銃犯罪が相次いでいますが、アメリカ議会で多数派を占める野党・共和党は銃を保有する権利を主張し、規制に消極的な立場を取っています。
こうしたなか、オバマ大統領は、大統領の権限を使って銃規制を強化する考えを示し、アメリカのメディアは、オバマ大統領が来週にも、銃の購入者の審査を厳格化する方針を発表すると伝えており、残りの任期がおよそ1年となるなか、銃規制の強化に向けて指導力を発揮したい考えです。