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仏大統領 テロ対策を新年の最優先課題に1月1日 8時39分
フランスのオランド大統領は新年を迎えるにあたってテレビ演説を行い、テロの脅威は依然、非常に高いとして、テロ対策を新たな年の最優先課題に位置づけ警戒を強めていく方針を強調しました。
フランスのオランド大統領は先月31日、新年に向けたテレビ演説を行いました。
この中でオランド大統領は、2015年には国内で新聞社が襲撃されたり、同時テロ事件が起きたりしたことなどを踏まえて、「テロは終わったわけではなく、脅威は依然、非常に高いレベルにある。私の第1の責務は国民の皆さんを守ることだ」と述べ、テロ対策を新たな年の最優先課題に位置づける考えを示しました。
そして、シリアとイラクでの空爆を今後も続けるとしたうえで、国内では警察や軍、情報機関などの態勢を見直し、憲法の一部を改正してテロ対策を強化するなど警戒を強めていく方針を強調しました。
一方、ヨーロッパに押し寄せる難民や移民の受け入れを巡りEU=ヨーロッパ連合の加盟国の間で対応が割れていることについて、オランド大統領は「ヨーロッパはまだ完全ではない。だからこそ危機に陥った。難民の流入に対応するには、ヨーロッパと域外との国境を守らなければならない」と述べ、EUとして結束し、国境管理を強化することが重要だと説明しました。
この中でオランド大統領は、2015年には国内で新聞社が襲撃されたり、同時テロ事件が起きたりしたことなどを踏まえて、「テロは終わったわけではなく、脅威は依然、非常に高いレベルにある。私の第1の責務は国民の皆さんを守ることだ」と述べ、テロ対策を新たな年の最優先課題に位置づける考えを示しました。
そして、シリアとイラクでの空爆を今後も続けるとしたうえで、国内では警察や軍、情報機関などの態勢を見直し、憲法の一部を改正してテロ対策を強化するなど警戒を強めていく方針を強調しました。
一方、ヨーロッパに押し寄せる難民や移民の受け入れを巡りEU=ヨーロッパ連合の加盟国の間で対応が割れていることについて、オランド大統領は「ヨーロッパはまだ完全ではない。だからこそ危機に陥った。難民の流入に対応するには、ヨーロッパと域外との国境を守らなければならない」と述べ、EUとして結束し、国境管理を強化することが重要だと説明しました。