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プーチン大統領 対ISのロシア軍重視の姿勢
1月1日 6時41分

ロシアのプーチン大統領は新年にあたっての国民向けの演説を行い、「遠い外国で国際テロリズムと戦っている兵士たちと新年を祝いたい」と述べ、シリアで過激派組織IS=イスラミックステートなどに対して軍事作戦を続けるロシア軍を重視する姿勢を示しました。
ロシアのプーチン大統領は、31日深夜、国民に向けて新年にあたっての恒例のテレビ演説を行いました。このなかでプーチン大統領は、去年9月からロシア軍がシリアで過激派組織ISなどを壊滅させるとして軍事作戦を続けていることを受けて、「遠い外国でロシアの国益のために不屈の意志で国際テロリズムと戦っている兵士たちと新年を祝いたい」と述べ、ロシア軍を重視する姿勢を示しました。
そして、「こうした不屈の意志は、いつ、どこでもいかなることにも求められており、ロシアの成功は国民一人一人の努力とその成果にかかっている」として、国民に団結を呼びかけました。
産油国のロシアでは、原油安とウクライナ情勢を巡る欧米の制裁によって経済の低迷が続き、去年は、マイナス成長になりましたが、プーチン大統領には、軍を重視して愛国主義を強調することで、現在の80%を超える国民の支持を確かなものにしたいというねらいがあると受け止められています。

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