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2月に米とASEAN首脳会議 中国けん制か12月31日 9時29分
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アメリカのホワイトハウスは、オバマ大統領が来年2月に2日間にわたってアメリカでASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議を開催すると発表し、南シナ海で中国が人工島の造成を進めている問題などを巡って意見が交わされる見通しです。
ホワイトハウスは30日、声明を出し、オバマ大統領が来年2月15日と16日にASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議を西部カリフォルニア州にある保養施設のサニーランズで開催すると発表しました。ホワイトハウスは「アメリカがASEAN諸国の首脳を招いて開く前例のない会議で、オバマ政権のアジア重視政策を前進させるものになる」としています。
首脳会議では、南シナ海で中国が人工島の造成を進めている問題などを巡って意見が交わされる見通しで、アメリカとしては、ASEAN諸国との関係強化を図ることで、南シナ海の問題で対立する中国をけん制するとともにアジア太平洋地域でのアメリカの影響力を確保するねらいがあるものとみられます。
また、ホワイトハウスは来年4月にオバマ大統領がドイツを訪れ、世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」を視察するとともに、メルケル首相と会談することも明らかにしました。
首脳会議では、南シナ海で中国が人工島の造成を進めている問題などを巡って意見が交わされる見通しで、アメリカとしては、ASEAN諸国との関係強化を図ることで、南シナ海の問題で対立する中国をけん制するとともにアジア太平洋地域でのアメリカの影響力を確保するねらいがあるものとみられます。
また、ホワイトハウスは来年4月にオバマ大統領がドイツを訪れ、世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」を視察するとともに、メルケル首相と会談することも明らかにしました。