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ブリヂストン 米企業の買収を断念
12月31日 7時45分

ブリヂストン 米企業の買収を断念
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大手タイヤメーカーのブリヂストンはことし10月に発表していたアメリカの自動車用品販売会社の買収について、アメリカの著名な投資家との競合の結果、買収を断念することになりました。
ブリヂストンはことし10月、アメリカでタイヤなどを販売するペップボーイズをおよそ1000億円で買収すると発表していましたが、今月、アメリカの著名な投資家カール・アイカーン氏が名乗りを上げて双方が金額を上乗せする買収合戦となっていました。
これについて29日、ブリヂストンは「買収に関する追加の提案はしない」と発表し、買収を断念することになりました。これを受けてペップボーイズは30日、ブリヂストンとの契約を破棄し、新たにアイカーン氏との間で買収契約を結んだことを明らかにしました。
株式の買い取り価格は、当初ブリヂストンと合意していた1株15ドルから最終的には3ドル以上高い1株18ドル50セントに跳ね上がりました。
ブリヂストンは主力のアメリカ市場で800店舗以上を展開するペップボーイズを取り込むことで販売を強化する計画でしたが、買収を断念したことで戦略の練り直しを迫られることになりそうです。

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