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中国の鉱山崩落 発生から5日 4人の生存確認12月30日 18時54分
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中国・山東省で、今月25日に起きた鉱山の崩落事故で、救助隊が、30日小さな穴からカメラを入れて坑内の様子を探ったところ、これまでに作業員4人が生存していることが確認され、救出作業が進められています。
この崩落事故は、中国の山東省臨沂にある石こうの鉱山で今月25日に起きたもので、国営の新華社通信によりますと、11人が救出されたものの1人が死亡し、17人が坑内に閉じ込められています。
発生から丸5日となる30日午前、救助隊が、地中に向けて掘った直径18センチの穴にカメラを入れて坑内の様子を探ったところ、懐中電灯のようなものを持つ作業員の姿が映りました。さらに携帯電話を穴から送り込んだところ、作業員1人と会話ができ、国営の中国中央テレビによりますと、これまでに4人の生存が確認されたということです。
このため救助隊は、生存者がいる地点に向けて栄養液を入れた哺乳瓶と薬を小さな穴を使って送り込むとともに、大型機械を使って救出用の直径70センチ余りの縦穴を掘り進める作業を急いでいます。
中国では、今月20日に南部の深セン※の工業団地で起きた大量の土砂の崩落でも大勢の人が行方不明のままとなっており、国民の間では、政府への不信感が強まっています。
こうしたなかで現場から入ってきた生存者が発見されたというニュースを、国営メディアはこぞって大きく伝えています。
※セン=土ヘンに川
発生から丸5日となる30日午前、救助隊が、地中に向けて掘った直径18センチの穴にカメラを入れて坑内の様子を探ったところ、懐中電灯のようなものを持つ作業員の姿が映りました。さらに携帯電話を穴から送り込んだところ、作業員1人と会話ができ、国営の中国中央テレビによりますと、これまでに4人の生存が確認されたということです。
このため救助隊は、生存者がいる地点に向けて栄養液を入れた哺乳瓶と薬を小さな穴を使って送り込むとともに、大型機械を使って救出用の直径70センチ余りの縦穴を掘り進める作業を急いでいます。
中国では、今月20日に南部の深セン※の工業団地で起きた大量の土砂の崩落でも大勢の人が行方不明のままとなっており、国民の間では、政府への不信感が強まっています。
こうしたなかで現場から入ってきた生存者が発見されたというニュースを、国営メディアはこぞって大きく伝えています。
※セン=土ヘンに川