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取材中に死亡のジャーナリストは69人
12月30日 8時00分

取材中に死亡のジャーナリストは69人
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ことし、世界で取材中などに死亡したジャーナリストは合わせて69人に上り、そのおよそ40%が過激派組織IS=イスラミックステートなど、過激派組織によって殺害されたことがアメリカの民間団体の調査で分かりました。
ジャーナリストの報道の自由を守る活動などを行っているアメリカの民間団体「ジャーナリスト保護委員会」は29日、ことし、世界で取材中に殺害されたり戦闘に巻き込まれたりして死亡したジャーナリストは、今月23日までに合わせて69人に上ると発表しました。この中には、ことし初め、過激派組織ISによって殺害されたとみられるフリージャーナリストの後藤健二さんも含まれています。
69人が死亡した国は、内戦が続くシリアが13人と最も多く、次いで、ことし1月に新聞社が襲撃されるテロ事件が起きたフランスの9人となっています。また、全体のおよそ40%にあたる28人は、ISや国際テロ組織アルカイダに関連する団体など、過激派組織に殺害されたということです。
この民間団体は、取材と関連しているかどうか調査中の死亡したジャーナリストがさらに少なくとも26人いるとしたうえで、過激派の支配や戦闘が続く地域では調査が難しくなっていると指摘しています。

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