韓国セウォル号沈没の陰謀論 ― 生存者いない方が都合がよかった? 救助が遅れた真相
■沈没の原因となった過積載の謎
まずは、事故の原因となったといわれる積載荷物である。運送ドライバーたちによると「セウォル号では、重量測定をしているのを見たことがない」と答えたといわれているが、重さから推測される荷物すらわからないように工作するというのは、何か知られたくない物が入っていたのではないだろうか?
さらに、沈没の報に接し、近海で作戦行動中であった米軍強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」から、複数の救命ボートを積んだ2台のMH-60ヘリが急行したが、韓国国防部の判断で救援参加は見送られた。つまり「米軍に見られては困るもの」がセウォル号の中に入っていたのではないだろうか? それは沈没船をいまだに海の中に沈めたままであることでもわかる。
さて、このようなことから、韓国国民は「実質的オーナー兪氏」ではなく「助けられる命を助けなかった朴槿恵政権」に対して怒りを感じている。「何を隠しているのか?」と、真実を求めているのである。
この偶発的な事故によって、中国との蜜月関係を続け、アメリカ軍からの指揮権の独立を準備している朴槿恵政権の基本的な考え方が明らかになったといえるのかもしれない。
(文=聖橋乱丸)
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