韓国セウォル号沈没の陰謀論 ― 生存者いない方が都合がよかった? 救助が遅れた真相
■「済州島」の軍事基地
セウォル号の航路は「仁川港」から「済州島」へ向けて航路をとっていた。
仁川には、2013年7月に、総合電機メーカーであるLG電子が大規模な自動車部品研究開発基地を完成させている。
また、「済州島」は韓国海軍基地があるうえ、2014年4月の産経ニュースによると、なんとここで中国軍基地の完成も迫っているという。2つの軍事基地があるということは、日常的に軍事物資の輸送が行われていると考えられるのではないだろうか?
■米軍からの独立を願う韓国軍
しかし、ここで、多くの日本の皆さんはご存じないかもしれないので、あえて申し上げておくが、実は「韓国軍」というものは存在しない。
朝鮮戦争以来、実は韓国の軍の指揮権はすべて米軍が持っており、米軍の規則通りにしか軍を動かすことはできない。
たとえば、延坪島に対して北朝鮮が砲撃をしても、「米軍が許可した一日の砲撃弾数」以上の弾を打つことはできないし、北朝鮮に対して独立して宣戦布告を行うこともできない。また2013年の12月、南スーダンの国連平和維持活動において、日本の自衛隊が韓国軍に対して1万発の銃弾を貸すという事件が起きた。これも、韓国軍は1人あたり「15発」と米軍に決められていたため、それ以上の弾丸を保有しておらず、南スーダンの難民を守るどころか、自分たちの身を守ることもできなかったことが起因している。
韓国は金大中大統領の時代以降「米軍から指揮権を韓国に戻す」運動をしていたものの、米軍は「東アジアの治安のため」それを許さなかったのである。現在は、2015年に米軍が戦時作戦統制権を韓国に返還する予定となっているが、来るその時に向けて、韓国は米軍に隠れて、様々な軍事転用物資を作り、それを民間の輸送に紛れ込ませて済州島に輸送していたとは考えられないだろうか?
その船こそ、セウォル号であった可能性があるのだ。
仮にそうだとすれば、軍事物資に気づいた生存者が「貨物にミサイルがあった」と発言されては困るのである。だからこそ、口が堅い乗組員だけが生き残り、何も知らない、噂好きの高校生たちは生存していない方が都合がよかった――、「船内に待機せよ」と放送を流したのには理由があったとは考えられないだろうか?
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