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硝酸で洗浄中にタンク破裂 作業員2人死亡1月3日 18時07分
3日未明、埼玉県本庄市の化学メーカーの工場で、硝酸を使って洗浄していたタンクが突然破裂し、作業していた男性2人が死亡しました。警察は作業員がタンクが破裂した際に発生した有毒なガスを吸い込んだのではないかとみて、当時の状況を詳しく調べています。
3日午前1時ごろ、本庄市仁手の化学メーカー「DOWAハイテック」の工場でタンクが破裂し、作業していた男性4人が病院に運ばれました。
このうち埼玉県上里町の派遣社員、関根真一さん(22)が2時間半後に死亡し、さらに午後4時前、群馬県伊勢崎市の派遣社員、根岸弘幸さん(42)の死亡が確認されました。
警察によりますと、ほかの2人の作業員は病院で治療を受けているということです。
会社の広報担当者によりますと、「DOWAハイテック」は自動車部品のメッキ加工などを行っていて、関根さんら4人は3日午前0時半ごろから直径およそ1メートル、長さおよそ2メートルのタンクに付着した銀を、水で薄めた硝酸を入れて洗浄する作業をしていたということです。
警察によりますと、その際タンク内の温度が上がり、突然爆発したような音とともにタンクに取り付けられたのぞき窓が破裂したということです。
警察は、関根さんらがタンクが破裂した際に何らかの理由で発生した有毒なガスを吸い込み死亡したのではないかとみて死因の特定を急ぐとともに、当時の状況を詳しく調べています。
このうち埼玉県上里町の派遣社員、関根真一さん(22)が2時間半後に死亡し、さらに午後4時前、群馬県伊勢崎市の派遣社員、根岸弘幸さん(42)の死亡が確認されました。
警察によりますと、ほかの2人の作業員は病院で治療を受けているということです。
会社の広報担当者によりますと、「DOWAハイテック」は自動車部品のメッキ加工などを行っていて、関根さんら4人は3日午前0時半ごろから直径およそ1メートル、長さおよそ2メートルのタンクに付着した銀を、水で薄めた硝酸を入れて洗浄する作業をしていたということです。
警察によりますと、その際タンク内の温度が上がり、突然爆発したような音とともにタンクに取り付けられたのぞき窓が破裂したということです。
警察は、関根さんらがタンクが破裂した際に何らかの理由で発生した有毒なガスを吸い込み死亡したのではないかとみて死因の特定を急ぐとともに、当時の状況を詳しく調べています。