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アフガン和平 米中も参加し来月協議へ12月28日 6時14分
アフガニスタンでテロや襲撃を繰り返している反政府武装勢力タリバンと、アフガニスタン政府との和平を実現させるため、アメリカや中国も参加する会議が来月開かれることになり、和平への動きを軌道に乗せることができるか注目されます。
アフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンはことし7月、和平に向けた初めての直接協議を隣国パキスタンで行いましたが、その後、中断しています。
こうしたなか、アフガニスタンの首都カブールで27日、ガニ大統領とパキスタン軍のトップ、シャリフ陸軍参謀長が会談しました。会談後、双方は声明を発表し、アフガニスタンとパキスタンにアメリカと中国を加えた4か国による初めての会議を来月開くことで合意し、和平に向けた行程表を策定すると発表しました。
またタリバンのうち、和平を望むグループとアフガニスタン政府との和解を進めるとともに、戦闘を続けるグループにどう対応するかについても、アフガニスタンとパキスタンが対応を協議していくことで合意しました。
アフガニスタン側には、パキスタンがタリバンを支援しているという不信感が根強くありますが、今回の会談の背景には、現地に軍を駐留させているアメリカの意向があるとみられ、来月開かれる会議で和平への動きを軌道に乗せることができるか注目されます。
こうしたなか、アフガニスタンの首都カブールで27日、ガニ大統領とパキスタン軍のトップ、シャリフ陸軍参謀長が会談しました。会談後、双方は声明を発表し、アフガニスタンとパキスタンにアメリカと中国を加えた4か国による初めての会議を来月開くことで合意し、和平に向けた行程表を策定すると発表しました。
またタリバンのうち、和平を望むグループとアフガニスタン政府との和解を進めるとともに、戦闘を続けるグループにどう対応するかについても、アフガニスタンとパキスタンが対応を協議していくことで合意しました。
アフガニスタン側には、パキスタンがタリバンを支援しているという不信感が根強くありますが、今回の会談の背景には、現地に軍を駐留させているアメリカの意向があるとみられ、来月開かれる会議で和平への動きを軌道に乗せることができるか注目されます。