TOP >> 雑学 >> オークションで違法ケシの種子

庭に違法のケシが生える??

ケシ粒という言葉があるように、ケシの種子は非常に小さく、簡単に散らばってしまいます。そのために、植えた覚えも無いのに、庭にポピーみたいな花が咲いて、「綺麗だな」と思っていたら、違法のケシだった、ということはちょくちょくあります。

まぁ、ケシが実をつけたからってそこから麻薬を抽出する方法は素人には難しいらしいので、生えたからってどうにもならないですが、警察が来て事情聴取を受けるのは面倒なので、変なポピー(ケシ)っぽい花が咲いたら抜いたほうが良いでしょう。
スポンサードリンク

オークションで売っている

麻薬成分を含む種類のケシの種子がオークションで売っていることがあります。日本ではケシは過去の歴史の経緯から非常に厳しく取り締まられています(参考「麻薬の材料としてのケシ」)。

ところが外国ではケシの種子は香ばしい風味の食物として利用されていて、(種類にもよるが)日本では違法のケシを栽培することすら違法でもなんでもない国がほとんどです。これらのケシの種子が食用ケシで加熱が半端だったり、外国旅行でコッソリ忍ばせて持ち帰るなどして――もちろんどれも違法ですが――国内に持ち込まれたものです。

もちろん「知ってて」買ったら違法です。知らずに育てても、後々面倒なことになります。

雑記

●野生種のケシの実を渡り鳥が食べて、日本国内で糞をすると簡単に増える。そもそもケシは繁殖力が強い。
●大型のポピー(オリエンタルポピー・オニゲシ)はほとんど流通していない。違法種のハカマオニゲシに似ているから?? 育てる場合は近所の人に種子や株をもらう。
●オニゲシは苗の移植が可能。
●鳥の餌にケシの実が入っているという都市伝説があるが、嘘。大麻の種子が入っているが、これも麻薬成分が薄い種類。
●食用ポピー(アヘンゲシ)はヨーロッパではハーブと一緒に植えられるほど一般的。
●ナガミヒナゲシは雑草。道路わきの環境が生まれ故郷の環境に似ている(土質と温暖化で)? ナガミヒナゲシが爆発的に日本に広がったのは、種子が車のタイヤにくっついて広がるからとも。
●野生のケシは咲き急ぎをする。環境が良くない場合、花数を減らし、小さくして、さっさと実をつけて枯らし、種子を次の場所へ移動させる。
●違法種のアツミゲシは中央分離帯にもよく見かける。雑草並みの繁殖力。というか実際ただの雑草。しかしアツミゲシを違法としているのは日本だけ。含まれる麻薬成分も超微量で、アツミゲシから麻薬を抽出した例も無い。アツミゲシの駆除非常に年間数十億円を使っている。役人にとっては楽してポイントが稼げて、予算を得やすいから現状維持しているという批判が多い。
●麻薬成分抽出を目的としたケシ栽培はある。ただ精製するのに薬品と設備が必要で、その入手ですぐにばれる。
●ハカマオニゲシを栽培禁止にしているのは日本だけ
●違法種ハカマオニゲシは合法種オリエンタルポピー(オニゲシ)と近縁種で、交配も出来る。外国ではどちらも栽培OKなので、これらを交配させて新しい品種を作ることは当たり前。新しい「オリエンタルポピー」を突然「違法指定」することがある。
●輸入時点でしかるべき役所に問い合わせをしている。その時点では問題視されない。ところが外見がハカマオニゲシにそっくり(交配しているんだから当然)なために通報が相次ぎ、ビビッた役人が「違法指定」と言い出す。
●誰が悪いかは曖昧なまま、焼却処分される。

合法のケシ一覧

ポピー(虞美人草・コクリコ)
エスコルチア(アイスランドポピー)
オリエンタルポピー(オニゲシ)
ナガミヒナゲシ
カルフォルニアポピー=ハナビシソウ(花菱草)
シラユキゲシ
リシリヒナゲシ
メコノプシス
コーンポピー
など

違法のケシ一覧

アツミゲシ(ワイルドポピー)
ハカマオニゲシ
一貫種
ソムニフェルム種
アヘンケシ(ピオニポピー、ボタンゲシ、シードポピー)
見分け方 PDF
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/dl/taima.pdf
通報するかしないか
警察に禁止品種が生えていることがばれると怒られますが、栽培→採取→麻薬精製の意図が無い場合は、怒られるだけ。実際問題「麻薬用ケシ」でないと、育てても成分が少なすぎて、意味が無い。上記にあげた禁止一覧にはボタンゲシなどの園芸品種(観賞用で麻薬成分が微量)や雑草化していて、あまりにそこいら辺で見かけるもの(アツミゲシ)もあり、通報してたらキリが無い。
通報するより先に、育てている人に「違法品種ですよ」と教えてあげて自発的な処分を促すと良いです。
●警察が再三にわたるボタンゲシの廃棄命令を出しても、無視して栽培した主婦が書類送検されたことがある。
●ハカマオニゲシとオニゲシの違いはほとんど分からない。個体差があって、明確な違いはよほど見慣れた人でないと分からない。
●植物園では違法種が栽培されている。もちろん合法。
スポンサードリンク

雑学の仲間

nophoto インパチェンスのツボミが落ちる原因と病気トラブルまとめ インパチェンスの品種一覧 植物は二酸化炭素を吸収しない? トマトの寝かせ植え トマトの連続摘芯栽培 トマトの捻枝 トマトのベランダ栽培まとめ
雑学の仲間の一覧はこちらから

SNS Button

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログや掲示板に紹介する場合

ブログやサイトに紹介する場合(タグ)

管理用
スポンサードリンク

メニュー

TOP マイページ

アクセスランキング

育て方アクセスランキング
雑学・用語・記事のアクセスランキング

育て方コツ

ガーデニング雑学 初級中級上級

花の画像投稿サイト

はなピク

その他

RSS1 RSS2
運営者概要
掲載の画像について
このサイトに使われている画像について
記事の引用・転載について
注意事項です。
バナーとリンク

文字が小さいなら――

花の検索はここ


  ▲名前から検索  

開花時期 植え付け時期
難易度
日当たり