台湾といえば夜市のB級グルメ、牡蠣オムレツやルーローハン、胡椒餅をまず
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
夜の屋台で食べ歩き!も楽しいですが、実は台湾の早餐店(朝食店)は
夜市に負けないくらいバラエティが豊富。
というのも、台湾では学生さんからサラリーマン、OLさんも朝食は家でとらずに
外食するスタイルが一般的だからです。
忙しい朝に、色々選べて早くておいしい!
台湾早餐店のおいしい朝ごはんをご紹介します。
まずはおなじみの・・・
油條(ヨウティァオ)と豆漿(ドウジャン)の組み合わせ
油條は台湾風揚げパン、豆漿は日本の豆乳のような飲み物。
豆漿には砂糖が入っていて、ふんわり甘い優しい風味です。
言えばお砂糖抜きのものも出してもらえます。
中国本土でもおなじみの組み合わせで、見たことがある、食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
こちらもおなじみの、蛋餅(ダンビン)
蛋餅は台湾風たまご焼き。
もっとおしゃれな言い方をすると台湾風ガレット??
クレープのような薄い小麦粉の皮を鉄板で焼いて
中に卵やねぎを包んだもの。
プレーンなものから、最近ではとろとろチーズが
美味しい起司蛋餅(チーズダンビン)まで。
もちろん外帯(ワイダイ・お持ち帰り)も出来ます!
そしてお次は、台湾早餐店ならではの漢堡(ハンバオ)と三明治(サンミンズー)
写真の通り、ハンバーガーとサンドイッチですね。
手作り感満載で、ファストフード店のものとはまた全く違います。
注文するとその場でハムや卵を焼いてあっという間に作ってくれます。
油條や豆漿、麺やお粥などの中華な朝ごはんは、なんとなくイメージしていましたが
台湾の早餐店で初めてこのハンバーガーに出会ったときはちょっと感動しました。
似た感じで、お次は吐司(トゥースー)
英語のトーストをそのまま中国語に音訳したものですね。
吐司を扱うお店は台湾でもあちこちにあるのですが、
最初は見慣れない“吐司”の看板に、一体何のお店だろう?とずっと気になっていました。
こちらもハンバーガー同様、注文するとその場ですぐに作ってくれます。
お店によってメニューも味も違うのが台湾早餐店で朝食を頂く醍醐味でもありますね。
たまにハズレもなくはないのですが・・・。
台湾の友人が日本へ遊びに来たときに、「日本の飲食店では不味いものに出会ったことがない。
台湾だとしょっちゅう味が薄すぎたり濃すぎたり、そういうハズレのものに出会うけど」
と話していたのを思い出します。
確かに、日本だと味の好みはあるにせよ本当に不味いものってあまり出会わないですね。
とはいえ、日本で朝ごはんを外で頂こうと思ったら、ファストフードかカフェかファミレスか・・・
決まったチェーン店くらいしかないものです。
台湾へ行ったら、自分だけのおいしい朝ごはんを見つけるのも楽しいと思います。
ホテルの朝食バイキングもいいけれど、台湾早餐店めぐりもとってもおすすめなのです。
上でご紹介したものの他にも、ビーフンや小龍包などおなじみの台湾グルメも朝から頂けますよ。