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民主と維新 参院選前に合流模索も政策などに隔たり
1月3日 4時38分

民主と維新 参院選前に合流模索も政策などに隔たり
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民主党と維新の党は衆議院で統一会派を結成したことを契機に、夏の参議院選挙の前に合流を模索すべきだという声が両党の幹部の中にありますが、合流の手法や政策を巡る考え方に隔たりもあり、今後の展開は曲折が予想されます。
民主党と維新の党は、ことし夏の参議院選挙に向けて、連携を強化するため、国会で統一会派を組むことを決め、衆議院で先月、無所属の議員も含めた統一会派「民主・維新・無所属クラブ」を結成しました。両党は4日、召集される通常国会で、消費税の軽減税率や財政再建の問題を中心に連携して、政府・与党に論戦を挑む構えで、両党の幹部の中には参議院選挙の前に合流を模索すべきだという声があります。
ただ、合流を巡って維新の党では幅広い野党の再編につなげるためにも、両党が解党して新党を結成すべきだという意見が大勢なのに対し、民主党執行部は解党には慎重な考えで、民主党内からは「維新の党の議員が民主党に加わることが現実的な選択肢だ」という声も出ています。
また、今年度の国家公務員の給与を2年連続で引き上げることを盛り込んだ給与法の改正案については、民主党が賛成する方向なのに対し、維新の党では反対すべきだという意見が強く、民主党の幹部からは「合流できるかどうか、最初の試金石になる」という声も出るなど、今後の展開は曲折が予想されます。

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