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東京・豊島区 秩父市などに老人ホーム建設で調整へ
1月3日 6時54分

高齢者施設を建設する用地が不足している東京・豊島区は、姉妹都市の埼玉県の秩父市などで特別養護老人ホームを建設する方向で調整を進めていくことになりました。
豊島区では区内にある特別養護老人ホームの定員752人に対し、空きを待っている高齢者が472人に上り、今後さらに入所を希望する人が増えることが予想されていますが、施設を建設する用地を確保するめどが立っていません。
このため区は有識者による研究会を設置して対応を検討した結果、区内の土地は高額なことから、「区外での施設整備を現実的な取り組みとして検討を進めるべきだ」という報告がまとまりました。
施設を整備する候補地には、姉妹都市として高齢者の移住施策で連携を進めている埼玉県の秩父市などを挙げていて研究会は、環境の変化や移動に伴う入所者や家族の負担を軽くするための支援策も検討していくべきだとしています。
豊島区は「今回の提案を来年度の施策に反映させ、秩父市などと調整を進めていきたい」としています。

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