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新年2日目 各地の表情

01月02日 17時46分

新年2日目 各地の表情

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新年2日目、札幌市の円山動物園や旭川市の旭山動物園は、大勢の家族連れなどでにぎわいました。
函館市では、新年恒例の騎馬参拝が行われました。
札幌市の円山動物園では、正月の三が日に来園した人に、えとにちなんだ縁起物を無料で配っています。
ことしは、さる年にちなんで動物園で飼育しているニホンザルのボス「中松」が描かれた絵馬が配られました。
「わざわいがサル」という言葉も赤い文字で書かれています。
2日は、絵馬をもらおうと長い列ができ、午前11時の配布開始からわずか10分余りで用意された300個の絵馬がなくなりました。
3年前から毎年縁起物をもらっているという江別市の70代の男性は、「朝8時から並んでいました。
絵馬に描かれたサルの表情が力強くて立派ですね。
よい1年になるようがんばりたいです」と話していました。
動物園内では、去年10月にリニューアルオープンしたサル山が人気で、家族連れなどで人だかりができていました。
円山動物園の問谷健朗さんは、「えとのニホンザルたちにぜひ会いに来て下さい」と話していました。
一方、旭川市の動物園では2日から新年の営業が始まりました。
午前10時半の開園前から300人を超える人たちが訪れ、開園と同時にそれぞれのお目当ての動物を目指して動物園の中に入っていきました。
冬の営業で人気のペンギンが散歩するコーナーでは、ペンギンが集団になって歩いたり、腹ばいになって進んだりし、訪れた人たちは「かわいい」などと歓声を上げていました。
動物園を訪れた福岡県の男性は、「ペンギンが散歩するという貴重な様子を見ることができて良かったです。
ことしは子どもに健康に育ってもらいたいです」と話していました。
函館市では、北海道の馬「どさんこ」に乗って初詣をする恒例の騎馬参拝が行われました。
騎馬参拝は、函館市の乗馬クラブが函館八幡宮で行っている年初めの恒例行事です。
やぶさめの装束に身を包んだ乗馬クラブのメンバーは、大勢の参拝者が見守るなかどさんこに乗って現れ、本殿までの134段の石段を一気にのぼっていきました。
本殿の前に到着すると神職からおはらいを受け、馬の健康とことし1年間の安全を祈願しました。
騎馬参拝を終えた池田茂さんは、「ことしは3月に新幹線も来るので、ますます北海道が活気づいてほしいです」と話していました。
帯広市では、高校生の書道部員たちが、大きな紙に体全体を使って書き初めを披露する催しが始まりました。
この催しは、十勝地方の高校でつくる実行委員会などが4年前から毎年開き、ことしは10校が参加します。
帯広市のデパートに設けられた会場では、最初に帯広南商業高校書道部の1、2年生12人が書き初めに臨みました。
音楽に合わせて体全体を使いながら、縦1点8メートル、横7メートルの大きな紙にさまざまな太さの筆を走らせました。
もっとも大きく書いたのは「飛翔」の文字で、ことしは大きく成長する年にしたいという願いを込めました。
書き初めを見た帯広市の男性は、「初めて見ましたが、力強くて高校生の勢いが伝わってきた」と話していました。
帯広南商業高校の書道部部長の酒井柚子さんは、「新年なので、ことし1年頑張ろうという強い気持ちで書いた。
練習以上にうまく書けて良かった」と話していました。
この催しは3日と4日も開かれ、完成した作品は、帯広市のデパート「藤丸」の7階に展示されます。

            
         

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