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【劇場型半島】
教授179人摘発…韓国アカデミズムで「盗作」が横行する根底に何があるのか? 表紙すげ替えもへっちゃら
韓国議政府(ウィジョンブ)地検は12月14日、著作権法違反などの罪で、教授74人と出版社4社の役員ら5人を在宅起訴し、残る105人を略式起訴し、罰金300万~1000万ウォン(約30万~100万円)を科したと発表した。
海外研修中で、立件が保留された3人を合わせ、教授182人のうち、他人の著書を自著に偽装していたのは159人、盗作を黙認していた原著者は23人を数えた。
国立や有名私大も…「ただちに大学から追放を」
摘発された教授179人が所属する大学は、全国110に上り、国公立大のほか、韓国の慶応大といわれる延世(ヨンセ)大学や、早稲田大に比される高麗(コリョ)大学といった有名私立大学も含まれていた。
今回の立件は、著作権法違反の公訴時効5年を迎えていないケースに限られ、こうした盗作は、80年代から「普通に行われてきた」(韓国紙)といわれることを考えると、いかに裾野が広い犯罪かが分かる。
何度も改訂を重ね、計21人の教授が著者として名を連ねた学術書もあったという。
今回、検察が教授らの名前を伏せ、所属する大学名だけを公表したことに対し、韓国最大手紙「朝鮮日報」は社説で、「教授らの氏名も公表し、ただちに大学から追放しなければならない」と強調した。
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